『アメリカン・ハッスル』大爆笑!インド映画クラシック『大地のうた』

2014年08月08日

『リアル』と『オール・ユー・長いな』タイムトラベルものSF

はい、こんにちは。          雪華ホーム

実家、遊歩道







『リアル』

最近の日本映画で、久しぶりに前のめりになってdvdに向かった映画でした。
はたして、どこまでがリアルなのか。映像が恐ろしくもあり、幻想的でもあり、美しい。

浩市の恋人の淳美は自殺未遂をし1年以上の昏睡状態が続いていたという設定です。
彼女を救い出すために、昏睡状態にある患者と意思の疎通が可能となる先端医療「センシング」というものを
利用して淳美の意識の中にダイブできるんだそうです。

意識の中ですから、体がタイムトラベルするわけではありませんが。

突然ですが、それってパジャマちゃうのん? っていう格好の若者(若者だけじゃないかな)をときどき見ませんか? コンビニとか。
大阪にいたときに住んでいました29階建ての高層マンションのエレベーター内でね、絶対、絶対パジャマだろ、
という女子に会いました。別の階に彼氏がいるのか? と勝手に想像をたくましゅうしてしまいましたがね。
そんなことを、主人公浩一が登場した瞬間、これだよと思い出したんです。
なじぇ、パジャマ姿なんだというところまでは思慮の足りない私は考えなかったのです。
あー、ドンデン返シ発見まで、あと一歩でしたのにね。
まあ、そんなことはいいんです。
見事なたくらみに、引っかかりつつ魅了されます。

世界が壊れていくような感覚、素晴らしいですね。

副題に「完全なる首長竜の日」とついていましてね、この竜が出てくる辺りから、がっかりしてしまいます。
今までの高次な世界は何だったのかと。惜しい。残念でなりません。
子供のときのトラウマがどうたらこうたら、うじうじしているパターンは、もう飽きました。一部ではこのトラウマが無いと人物を深く描けてないんだという間違った考えまでありそうな。
二十歳も、三十歳も過ぎてしまえば、とっととトラウマは克服しましょう。ははは、でございますよ(この、『ははは』は敬愛する桂枝雀師匠の光る頭を撫でながらの『ははは』のイントネーションで、どうぞよろしく)。


『オール・ユー・ニード・イズ・キル』

『時をかける少女』は言うまでもなく、
2011年「ミッション:8ミニッツ」極上。
2007年のサンドラ・ブロックの『シャッフル』や、2003年から2005年放映の米ドラマの『トゥルー・コーリング』は目が覚めるたびに、新しい手がかりをつかみながら謎解きをしていくというタイムトラベラーものの逸品で大好きな作品ございました。

『トップガン』で世界進出に成功したハンサムなシンデレラボーイが、まだまだ現役で大スターであることを誰が予想したでしょうね。
私より、若干二歳年下なだけですよ。若すぎる、羨ましすぎる。
途中、何というお姿かと驚きのチョイ役とかでも出演しいたりしますけど。あれは無礼講かな。
トム様にハズレナシ伝説、いつまで続きますでしょうか。

タイトルが長くてね、映画のチケットを買うときに言いづらい……というバカな理由からだけでなくって。
意味が合ってない気がしませんか? 
「Edge of Tomorrow」の原題の方が好きです。日本の原作に気を使ったんでしょうかね。日本側がつけたタイトルでしょ? 

敵を倒すために、何度も何度も死ななくてはいけません。ゲームではお馴染みなのかもしれませんが、面白い発想です。疲労困憊しながらも、次第にへなちょこエリートから戦士へとトム様の顔つきが変わっていくところがさすがでございます。

ラストはすごく、いい時点に着地してめでたしめでたし。
ブラボー! でございましたね。

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