京都での、旧七夕会花展に出瓶します。早期肺がん、術後に抗がん剤服用

2004年10月18日

「ユビキチン」でノーベル化学賞

2004年10月17日(日)日本経済新聞より

生命科学の世界では「ユビキタス」ならぬ、「ユビキチン」というたんぱく質が
体内で演じる仕組みが注目を集め、今年のノーベル化学賞が同分野に与えられる
ことが決った。体内で不要になったたんぱく質を分解するこの機構はパーキンソン
病やがんなど様々な病気と深く関係しているとのこと。

ユビキチンなくして生命の根本的な仕組みは解明できないほどに重要な役割。

体内では、ゲノム(全遺伝情報)の情報をもとに様々なたんぱく質が必要な時期
に必要な量が作られ、生命を維持している。だが、たんぱく質は複雑に入り組んだ
立体構造をしており、合成が難しい。その歩留まりは7割程度、残り3割は「不良
品」らしい。たとえ正常に作ることができても、ストレスで発生する活性酸素など
の刺激で壊れてしまうこともある。

これらの異常なたんぱく質にくっついて不良品の目印になるのがユビキチンだそう。

sekkadesu at 17:40│Comments(0)TrackBack(1)

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1. ノーベル化学賞、米・イスラエルの3氏に授与  [ ケムステニュース ]   2004年11月09日 00:13
スウェーデン王立科学アカデミーは6日、2004年のノーベル化学賞をイスラエル工科大学のアーロン・チェハノバ教授(57)、同アブラム・ヘルシュコ教授(67)、カリフォルニア大学アーバイン校のアーウィン・ローズ博士(78)に授与すると発表した。細胞内で特殊な酵素の働きに

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