旧七夕会池坊全国華道展もう、クリスマス

2020年11月25日

『おいしいコーヒーの真実』

はい、こんにちは。          雪華ホーム


20201122亀山湖の赤い橋と柿


『おいしいコーヒーの真実』(英題はBlack Gold)というドキュメンタリー映画は、
少し以前に公開されたものですが、今なお衝撃を与えてしまう内容でございます。
ああ、こんな問題は過去のことだね、となるといいのですが。

全世界で一日20億杯飲まれるというコーヒーは、石油に次ぐ取引規模の国際商品であるにも
関わらず、コーヒー農家に支払われる対価は低い状況のようです。多分現在もあまり変わって
いないのではないでしょうか。

映画は、エチオピアの活動家タデッセ・メスケラに密着し、農家の過酷な生活実態と、取引相手
となる先進国大企業の不公平な取引事情を描きます。
現地の生産者は朝の早くから夜遅くまで働き、裸足の生活です。
貧しい生活は決して恥ずべきことではありませんが、
先進国からの援助物資が空から舞ってくるたびに、長い行列を作り施しを受けなければなりませんの。
仕事が無く怠惰な暮らしの者でしたら、仕方のないことです。
ですが汗水流して懸命に労働しているのに、何としたことでしょうか。
幼い子供がこの姿を見て、
「働いても働いても、お父さんは他人をあてにしなくてはならないのか」
と、絶望するのは目に見えています。
遠からず、もっと稼ぎのいい仕事に転向しなくっちゃと、普通思うでしょう。
涙無くしてはいられません。
実際に1990年から2000年にかけて発生した国際市場相場の暴落により、
生産者の生活が崩壊、麻薬植物栽培へ転向する者が出るような状況に陥りました。
映画のキャッチコピーに、「1杯330円のコーヒーから生産者が手にする金額を3-9円」
と紹介しています。
よくわかりませんがね、これはベラボーな数字なんじゃないかと思うのでございます。
ブラボーと似て非なるベラボー。

最近少しずつですが、フェアトレードという言葉を耳にしたり目にしたりします。
このコーヒーや紅茶やカカオなど。
普通のスーパーマーケットには、そうは置いてないのですがね。
中間搾取を止め、システムを改善するにはどうしたら良いのか、途方に暮れるばかりです。
〇〇ーバックスですとね、以前はついつい入ってしまいましたけれども、
どうなのかなあと、及び腰になってしまった雪華でございます。
我が家ではハワイ産のコナコーヒーを愛飲しておりますの。
それは、希少価値がある豆だからという触れ込みですが、結構お高いんです。
現地で買えば、もう少し安いですがね。
で、これからは私のあくまでも想像ですが、
ハワイはアメリカ国内ですからねえ、生産者をある程度は守らなければならない訳です。
あの価格はつまり、生産者の利益分を含んだ価格なのではないかと思ったんです。
ですからアフリカのコーヒーにも、同等の価格設定がひょっとして必要なのではないかと、
ちと思った次第でございます。

種の問題もありましたね、買った種を育てるのはいいが、そこから種を採取して育てては
いけないというような……永久に種を買う必要が。
システムを構築してしまった巨大産業が利益を根こそぎもっていくような社会になりつつあり、
小さい者はますます生きづらい世の中になってしまうのではないか、あるいは既になっているのか、
と恐れています。

コーヒーも紅茶も大好きですが、日本のお茶(煎茶)文化にもこれとは別な意味で危惧しています。
煎茶離れしすぎーかと思います。
少なくても日本料理屋さんで、ほうじ茶を出すのではなくて煎茶にしてほしいなあ。

ということで、今日の締めくくりは、
ベラボー!!


20201122亀山湖の赤い橋

写真は千葉県の「亀山湖」畔です。



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