ご近所の市川万葉植物園 四月買い物カートに食料と、お花

2020年04月20日

『ガーンジー島の読書会の秘密』

はい、こんばんは。          雪華ホーム

20200416梅の実2僂曚



↑自宅の梅の実が2儖幣紊砲覆辰討ました。楽しみな今日この頃でございます。


さて、DVD『ガーンジー島の読書会の秘密』は良作でした。
読書会というのは、いろいろな趣向があるのでしょうが、
一般的には一冊の課題図書を巡り、それぞれの会員が感想を語り合ったりするような会
だと想像しています。
私は読書が大好きではありますが、参加したことはありません。
生来の我が儘者ゆえ会に縛られそうな気がするのと、単なる引っ込み思案です。
この映画を見ていると、戦時下での密かな楽しみというよりも、
もっと切羽詰まった生きるための無くてはならない会合だったのだということがわかります。
ガーンジー島は実在の島で、イギリスで唯一ナチスドイツに占領された島だそうで、
フランスの少し北側に浮かんでいます。

『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』で楽しませてもらったプロデューサーと
マーク・ニューウェル監督が率いた、英仏合作の2018年度映画でございます。
映画の中にも出てくる読書会の名前が長くて面白いのですが、
この原作なのだそうで、『ガーンジー島の文学とポテトの皮パイの同好会』。
1946年、終戦。ロンドンに暮らしている作家のジュリエットのもとに、
ドーシー・アダムズと名乗る男性から一通の手紙が届きます。
手紙には、ガーンジー島に住んでいて、そこで行われる読書会が戦時中、
心の支えであったと記されていました。
ジュリエットが戦時中泣く泣く手放した本が、なんとガーンジー島のその会で読まれていたのです。
本には、彼女の住所がメモされていましたの。
その架け橋となった本は、『エリア随筆』というもので、映画の最後の方に出てくる
『シェークスピア物語』の作者でもあるチャールズ・ラム(1775〜1834)の著作。
イギリスの作家、エッセイストですが、私は読んだことがありません。
イギリスでは、子供の必修書になっているらしく、知らないと恥ずかしいですね。
でも、イギリスですから、私の大好きなジェーン・オースティンについてはもちろん、
シェークスピア、エミリーにシャーロットにアン・ブロンテ三姉妹、
とにかくたくさんの作家の名前が出てきて嬉しくなります。
趣味を同じくする者どうしの魂がなぜだか繋がっているような気になるのが、
本の力でもあります。
比較的安価で(最近文庫本も高くなったとはいえ)、
時間や空間を軽々超えてどこにでもいける、なんて素晴らしいツールなんだと思います。

その本を介した文通がきっかけでジュリエットはガーンジー島に渡ることになります。
読書会に参加したいと意気込んで訪れますが、なんだか読書会のメンバーは冷ややかです。
その会を発足させた当のエリザベスには全く会えません。
そのエリザベスを探すために過去の歴史に入り込んで行くのです。
ジュリエットはそんなに何冊も売れているというベストセラー作家というわけではない
ですし、まだ若いので駆け出しなのかもしれません。
運命の出会いだったのでしょう、エリザベスの生き方に心底感銘を受けたのだと思います。
彼女の生き方をどうしても、本にしたいとタイプライターに向かいます。

本でも映画でも人の数だけ、たくさんの読み方感じ方があるのでしょう。
ただ、枝葉ではなく核心をつかめるかどうかの違いはあるのではないかと私は考えますの。
芸術が個人の好みや趣向だけに支配されているのでしたら、科学になりませんでしょう。
基本や積み重ねや歴史が必ずあるはずでございます。
ジュリエットが宿泊している先の世話係の女性は聖書を常によりどころとし、
部屋にも置いていて、皆に読んでもらいたいと思っています。
暗記するほど熟読しています。でも、その女性は
島の人を悪し様に言い放ち、逆に罪のないジュリエットには聖書を読んで祈りなさい、
悔い改めなさいと言うんです。部屋を追い出され怒ったジュリエットは、
「聖書には愛が説かれているのに、あなたは悪意と懲罰しか読み取ろうとしない」と諭しますの。
つまり、読み取り方が誤っている場合もあるんではないかと私は思うのです。
本や映画やお芝居でも、全て同様なのではないかと思うことがしばしばあります。
とんちんかんな感想をブログで読んだりすることがありますもの(このブログか?)。
正しく読み取るには、訓練なのか、性格なのか、難しいところでございます。
一方で、エリザベスの高潔な生き方は、
読書から英知や努力や凛とした生き方を学んだ例だったのではないでしょうか、と。
どうせ、たくさんの時間を読書に費やすのでしたら、こうありたいものです。

素敵な島でのロマンチックなラブストーリーでもありました。
ジュリエットには絵にかいたような格好いいリッチな婚約者がいました。
映画冒頭では、第二次世界大戦後はまだまだ男尊女卑の世界であり(イギリスでさえ)、
女性が自身の名前で本を出版するのをためらった時代だというシーンがありました。
例えば、アガサ・クリスティ(1890-1976)ですとかね、私の神様的存在ですが
偏見や差別でたいへんな時代だったのではないでしょうか。
天才は軽々突破するんでしょうけどね。
アメリカの女性ミステリー作家クレイグ・ライス(1908-1957)のマローン弁護士には何度笑わされたか数えられませんが、男性名だと長らく思っていたものです。わざとではないでしょうか。
有能な女性でも、結婚相手としては男性の飾りという面があったでしょう。
ジュリエットは他人の羨む男をけって、島の男を選ぶんですよ。
経験と本のお陰で、自ら立ち上がれる女性に見事に変身をとげていました。
なかなかやれるもんじゃない時代だったと思いますよ。

本に映画に、ブラボー!!










この記事へのコメント

1. Posted by johnny cash quotes   2020年04月22日 00:09
2 It is a beautiful shot with very good lighting -) https://thoughtbeauty.com/johnny-cash-top-60-quotes/
2. Posted by johnny cash quotes   2020年04月22日 06:05
2 Simply on the internet bank points out ... like the photos!
I attempt to discover by looking at various other
photos, too. https://www.pinterest.com/ThoughtBeauty/johnny-cash-quotes/

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
ご近所の市川万葉植物園 四月買い物カートに食料と、お花