おうちで"ひなパー"やりましょ(お雛様写真追加しました)じゅん菜池緑地の桜

2020年02月23日

アイスランド映画『立ち上がる女』

はい、こんにちは。          雪華ホーム

2020大川原梅園1





近所の大川原梅園がそろそろ見頃かと思います。
私がこの写真を撮ったのは先週末でしたのでね。

2020大川原梅園2

今回ご紹介する映画は、アイスランド映画でございます。
北欧の才能と目されるベネディクト・エルリングソン監督の長編二作めとなる作品だそうです。
鮮烈デビュー作となった『馬々と人間たち』は世界中で20以上もの映画賞を獲得している
らしく、興味を覚えました。見てみないとね。

『立ち上がる女』の主役は、
冒頭、女スパイみたいな俊敏さの女性が登場し、
たった一人で田園地帯の工場の鉄塔を倒している場面から始まるんです。
これが、上手に壊すんですが……彼女の名前はハットラ。
実際にやったら問題だとはもちろん思いますがね、
映画ですから。
それと、環境問題が発端なのです。
敵(大企業工場)は合法的に環境破壊戦争を既に起こしているというわけです。
自衛手段としては、これを倒して守らないといけないという論法です。
一理あるかしらん、とは思わせます。
普通の人が、グレタさんみたいに国連でスピーチさせてもらえませんでしょう?
自宅地下室でビラを制作し、市中にまいたりなんかして訴えますのよ。

ハットラはアイスランドの田舎町に住み、合唱団の講師をしています。
自転車に乗り、町を滑走する場面などとても爽快ですし、
アイスランドって、こんなとこなのかなあと見入ります。
彼女の家には支持する革命家や好みのポスターが貼られ、
テレビには環境破壊の現状が映し出されています。
何も説明しなくても、ハットラの趣味嗜好が部屋を映すだけで語られるところや、
BGMではなく、ブラスバンドの演奏家が画面の中に出てきて、
ハットラの心情をまた、うまい具合に表現するところも、
斬新なアイデアだと思いました。
本じゃなくて、映画ですから映像表現が一番の見せ場なわけで、
工夫が見られます。

話がそれますが、
子供映画ですが、超実写映画という触れ込みのアニメ『ライオンキング』ねえ、
「ダーウィンが来た」じゃないかと思うような、リアルさ。
こんなことができるんだ、という驚きがありました。
ディズニーは、伝統と革新を両立させていて立派でございます。
それに引き換え、日本のアニメはアカデミー賞にノミネートもされなかったという
現実をしみじみ考えるべきではないかと思う今日この頃でございます。

ハットラが再び、電線を破壊するときに指を怪我してしまうんですね。
血がポトリ。
ああ、DNAが……。
警察の目が届かないでほしいという具合の心情にすっかり、なっております。

彼女には双子の姉がいるんです。
ミステリー好きの私でございますから、ここであることを予想するべきでございました。
話にすっかり没入しておりましたわ。
それは、さておき。
ハットラの偉いところは、
親の無い幼い子を養女に迎えようとしているんです。
保証人をお姉さんにしていて、頼りにしていたところが、
このお姉さんも我が道を行く自立した女性なものですから、
「私はインドに行って修行するの」
がっくり首を垂れるハットラなのです。これが、見事にラストの伏線になります。

山女ハットラは逮捕されるのか?
ハットラは、ママになれないのか?
たいへん面白い映画でございました。
ブラボー!!


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