お盆休みいかがでした?不穏なお天気ですね

2019年08月22日

『ビリーブ 未来への大逆転』

はい、おはようございます。          雪華ホーム

那須高原ニッコウキスゲ




この映画はルース・ベーダー・ギンズバーグさんという現在も86歳でご活躍中の
女性の実話を元とした、お話です。
通称RBG。
貧しいユダヤ系家庭出身のRBGは「すべてに疑問を持て」という亡き母の言葉を胸に
猛勉強しハーバード法科大学院に入学。主席で卒業という頑張り屋さん。
その時既に夫がいて長女がいるという環境の下で。
1956年当時、500人の生徒のうち女性は9人だったそうで、女子トイレなどなかったとか。
教授らも、もちろん男性ばかりだったのでしょう。
成績はずば抜けて優秀でも、念願の法律事務所への就職は何十件当たっても断られます。
大学教授の職を得るも、弁護士への夢は捨てきれなかったのです。
そんな中、弁護士である夫マーティが紹介してくれた案件に釘付けになりますの。
専業主夫になって母親の介護をすることになった男性が、
女性には施される権利が男性であるがゆえに認められないという訴訟の弁護を
初めてRBGは引き受けます。
これ、全くもって妙案でございますね。
裁判員も陪審員も男性ばかり。
女性の権利が脅かされている! 一辺倒ですとね、引かれます。
1970年代。訴え始めてから100年の長きにわたって、性差別は立派に合法なのでございました。
彼ら曰く「差別って、人聞きが悪いなあ。生物学的な区別だよ」てな調子。
医学部入試問題などにしても、日本は未だに100年ぐらい前かもしれませんね。
弁護士としての経験も積んでいなくて、ナーバスになっていたRBGですが、
最後に本領を発揮します。
家族もまた理解がありました。マーティの存在が凄い。
偉業を成し遂げる人の周りはいつも最高のメンバーなのでしょう。
裁判の中で、
「あなたは本件で、裏返しとして女性差別問題を論じようとして彼を利用しているだけでしょう」
と言われる場面があります。
ああ、痛い……と私は少しびくついたものですが、
映画はよくできていました。
「弁護人は私の息子の手本にしたいような、賞賛されるべき人物です」
浪花節に弱い私は、ここで涙が一気に噴出したのでございます。
弁護士さんに頼みたいお仕事というのは、
権利を回復してもらったり、賠償金をたんまりせしめることだけではなく(これも必要)、
依頼人が受けた侮辱や人格を傷つけられたり悔しかった思いを
晴らしてもらいたいという気持ちも大きいはずです。
また、心ない人からは裁判にすることで非難されることもあるでしょう。
それを公の場で、弁護してもらうことが本来の弁護士の務めなんじゃないかと感じたのです。

時代背景を映して、RBGは過激な男女平等を訴えるのではなく、
巧みに説得している印象でした。
彼女の娘世代は、法律が追い付いていないだけで変わりつつあるのを目にしていましたから
大きく背中を押してくれたでしょう。
でもなんと言っても大変な努力家で、なんせ諦めない。
何かを成し遂げた成功体験のある人には、諦めない体質も育っているのではないかと、
私は想像するのございます。
「人は時代と共に勝手に変わっていくものです。ですから、変わろうとする人の権利を
損なわないように守ってもらいたい」
既得権に溺れていて保守的な考え方しかできない層に、逆に「守って」ともっていくところなど
感心しました。

共和党のトランプ政権によって保守化された現在の連邦最高裁において
リベラルな判断を示す貴重な存在なのですが、
今相当な危機感が高まり、注目を集めているのだそうです。

RBGブラボー!!

那須高原フラワーパーク




sekkadesu at 08:00│Comments(1) ★★★DVD・新作映画の感想 

この記事へのコメント

1. Posted by Microsoft Servers   2019年09月13日 01:25
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