DVD『ロープ 戦場の生命線』おうちで、お花見

2019年02月18日

我が家の梅自慢

はい、こんにちは。          雪華ホーム

我が家の梅自慢





少し前の日経新聞の文化欄に載った記事で気になったものがありました。
国立西洋美術館館長のコラムです。タイトルは「文化」は稼げるのか。
「フランスの美術館は19世紀には国民の教育を最大の目的に掲げ長い間無料」
「イギリスの美術館は現在でも多くが無料」
ところが、「美術館に投資している額は日本よりはるかに多い」という。
さらに金額が、
「日本の文化予算が国の予算の0.1%にすぎない(2015年度の調査)のに対し、
フランスは0.87%」
「お隣の韓国たるやほぼ1%」「金額にしても、日本はフランスの4分の1以下、
韓国やイギリスの半分程度」
ネットで簡単に検索しても、この数字で間違いはありませんのよ。

目前のオリンピックや観光立国を目指すという昨今、
日本の文化にかける重要度はこんな程度なんですねえ。お粗末じゃないですかねえ。
このお粗末さは、国民の文化に対する配慮のお粗末さに通じてしまうのではないかと危惧します。

消えゆくものをやたら延命や保存することことが必ずしも良いことだとは思えませんが、
正しい教育や支援は文化の向上に欠かせないことでしょう。
お金もうけと文化が両立するのかどうかはわかりません。
ただ、文化を軽視すればますます、世間からやっかいものになってしまう気がします。
人の価値観や見る目次第ですから。

アニメなどのサブカルチャーや、
これが日本食だ! と胸を張れないインスタントラーメンに浮かれているよりも、
本道がきっちりあってこその、サブではないのかなあと思った次第でございます。
本道もサブも等しく大事だと思いますから





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