11月の万葉植物園みどころ今年は真っ赤な紅葉をまだ見ていない……

2018年11月20日

DVD『ダンガル きっと、つよくなる』

はい、こんばんは。          雪華ホーム

11月の万葉植物園実?



大阪に行ったり、京都に行ったりと慌ただしくて、
お気に入りの映画感想がどんどんたまっておりますの。
『バーフバリ』も面白いですが、やっぱり『ダンガル』でしょ。

今回は、ひさしぶりのインド映画、と言ってもアーミル・カーンさんは、
既に世界規模のスター。
この方は、いったい何歳なんでしょと野暮なことを思いながらも、
映画の新作のたびに興行収益を塗り替えていらっしゃる。
太ったり痩せたり、いろんな顔になれる役者さんです。
ちなみに、この『ダンガル』はディズニーの配給ですし。
もう、ボリウッドというくくりではありませんね。
お見事! というしかない堂々の傑作でございます。
家族みんなで楽しめます

実在したオリンピック金メダリストの女子レスリングの物語です。
女子ですから……差別が今よりももっと激しい時代です。
今でも日本だって、差別はあります。隠し方が巧妙になっているだけだと思いますよ。

インドの父は強いんです。
アーミルさんは、ボリウッド界の父アミターブ・バッチャンの後継を狙っているに違いない、
と私はみました(笑)。
お父さんがコーチになって、娘二人をビシバシ鍛えるのですが、
これって、虐待じゃないかしらん、って見ている側は相当可哀そうに感じるのです。
アーミルさんの映画はインド映画独特のミュージカルシーンは昔から少ないのですが、
BGMとして、歌が効果的に使われます。
酷い特訓など、やめてちょうだい、みたいな歌詞の曲がかかりますので、
シーンは悲惨なのですが笑ってしまいます。
しかしながら、これぐらいがんばらないと本物にはならんのですねー
バカにしていた周囲も、頭角を現すにつれ次第に感化されてしまいます。
差別や偏見を克服するのは、言葉ではなく強い行動力や結果なのだと納得させられます。
並大抵の努力ではありませんが。

ひとつひとつ勝利を重ね、
鬼コーチの元を離れて、長女は名門スポーツクラブに入ると気がゆるんでしまうところ、
とてもリアルです。
父親に反発するところも、さもありなんと。
そこまで、育ててくれた親の有難味など、キレイに忘れますわ……。
お化粧始めちゃったりして。
今あるのは、全部私の実力よ、と。
でも、それだけで終わらないところが、大物たる所以。
当たり前ですが、
努力の大切さ、最後までやり遂げることの素晴らしさ、
人生ってすごい。人間ってすごい! と熱くなるスポ根映画です。

ーー言うは容易いですね。
私が一番に身を引き締める必要がありそうです、とほほ
将棋の藤井さんね、何かの記事で読んだんです。
あんなに若くてもですよ、
「無駄なことをしている暇はありません」みたいな発言をされていました。
きっと、ゲームしたりラインしたりテレビ見たりなんかしてないですよ(たぶんね)。
新聞は毎日よく読むそうです、たぶん日経じゃないかな(これは日経の広告で読んだので)。
全体の記事から、大事な部分がわかるようになるそうです。
賢くて才能のある人が、さらに力を集中させようとしているんですから敵いません。
流石でございます。
はるかに人生の残りの短い私が、あっちかじり、こっちかじりしている場合ではない!
(もう遅いかな……)

ラストのハラハラもエンタメとしてサイコーでございます
厳しくても愛情は伝わる、家族の愛は不滅なのだ、
想いは必ず伝わる! と涙ながらに応援してしまいますよ。
絶対、オススメ。
ブラボー!!




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