生徒さん作品池坊自由花テキスト楽しいよ

2018年08月10日

お盆にいいね、DVD『リメンバーミー』

はい、おはようございます。          雪華ホーム

船橋駅近くの橋の飾り




ピクサーアニメーションの『リメンバーミー』は、良かったですね。
原題『Coco』。

「死者の日」というのはラテンアメリカにおける祝日の一つだそうで、
この日には家族や友人と集まり、故人への思いを馳せて語り合うのだそうです。
故人を偲ぶ想いは、日本のお盆によく似ていると思いました。

「死者の日」、
メキシコの街は死者の花とされるマリーゴールドの花の香りに包まれ、
お墓には派手な装飾が施され、賑やかなお祭りのような楽しみ方もいいなあ
と思います。

この映画で、ユニークなところは、
死者(ユーレイ?)のいる天国のような所で、
地上の人から誰にも思い出されなくなったり、写真も無くなったりすると、
二度目の死を迎えて、本当に消えてゆくというものです。

まあ、悲しいと言えば悲しいことですが、
それもまた、いいものだと私には思えるのですが、どうでしょうか?
徐々に忘れられていくことで、霊は安らかになるのかもしれないと、
感じられたりするからです。
聞いたところでは、猫は(飼い猫は違うのでしょうが)死期を悟ると、
さっといなくなるという潔さをもっているのだとか。
私は羨ましいような、崇高な行いのようにも思うのです。

核家族化し、先祖と切り離された生活をしている世帯が多くなる現代では、
過去との繋がりを感じにくくなっていますね。
お墓参りの習慣が今後どのように変化していくのか、私にもわかりませんが、
できる範囲で、故人が望んだような形に添えるようにできたらいいな、
とは思います。

翻って、
私自身の、お墓はいらない……、かな
子供もいませんし、後顧に憂いはなにもないものですから。
とは言え、発見した人が、
そこらへんにほったらかしておくという訳にはいきませんでしょう?
困りますね、己で処置できないのですもの。

生き方も難しいですが、死に方も難しいものですね。
最近、三浦友和さん主演のDVD『死にゆく妻との旅路(2011年作品)』
を、見ました。
病院がいやだという妻を、ここまで尽くせないだろうというぐらいに、
介護した挙句、警察に逮捕されるというものでした。
病院で死なないと、いろいろややこしい問題をはらむことを、
私は最近ちょくちょく耳にするのでございます。
在宅介護を提唱している割には、現実は厳しい。

かわいいディズニーアニメを見ながら、先のことをいろいろ考えられる、
楽しい映画でございました
ブラボー!!



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