『不都合な真実2:放置された地球』は、切迫した真実?今日は午後からAirbnbのいけばな体験!初ゲスト

2018年07月31日

『否定と肯定』法廷ものDVDに興味津々

はい、こんにちは。          雪華ホーム

あじの水槽



たいへん、興味深い映画でございました。
ユダヤ人の女性歴史学者リップシュタットは、
「ナチスによる大量虐殺はなかった」と主張する歴史家アーヴィングを批判したがために、
名誉毀損で訴えられますの。
提訴された側に立証責任があるイギリス司法制度のもと、
彼女と弁護団はホロコーストの存在を証明するためアウシュビッツへ向かいます。

これに似たような類のことを言い出す、人は日本にもたくさんいます。
そして、その意見に対して反論できる明確な証拠というのはまず無いことが多いのです。
大概の証拠は既につぶされていますし、長い年月の経過で自然に消えることもありますでしょう。
証拠が無いからと言って、事実ではない、とは言えない。難しいところでございます。
冤罪事件と騒がれる、証拠不十分の場合の法廷の無罪も、本当のところ無実かどうかは定かではありません。

映画の場合は、
ヒロインがリップシュタットであり、
対するアーヴィングがとっても悪い奴に描かれているので、わかり易いですが、
現実の世の中は、そうは簡単にはまいりませんでしょう?

ナチスによる大量虐殺が実は無かったのだとする意見、が世の中にはあるということに愕然とします。
実際にあった裁判を映画化しているそうです。

裁判の経過の中で、冷やひやした場面として、
原告が嘘を言っているのではなくて、事実と違うことでも、本人が根っからそう信じて発言する場合は、
止めることができないのではないかという裁判官からの提議がありました。
一種の信仰のようなものです。
他人を害することのない範囲でしたら、許容されてもいいかもしれませんが、
その当人が告訴しているわけで。
被告になった場合は、受けて立つしかないものでしょうか?
考えさせられました。

ただ、救いは、裁判所が毅然として正しい判決を言い渡してくれるところです。
多くの人種を抱え、いろんな意見や考えに接する中で切磋琢磨され、
育まれた常識や知恵がちゃんと積み重なっているように感じます。
羨ましいことに、法治国家英国の歴史の重みや風格を感じるのです。

映画『不撓不屈』といい、ここのところ裁判所に対する不信感が強い雪華でございましてね、
関連したものを、いろいろ見ております。
コメディとして、『裁判長 ここは懲役4年でどうですか』もいけます。
充分に面白い映画ですが、
突っ込んだ内容には入らないところが長所でもあり短所でもありましょうか。

まじめな話として、日本に民主主義が本当に存在しているのか、疑問があるのでございます。
当たり前に、教科書には書いてありましたが。
一度、無罪を勝ち取った同じ罪名で2度裁かれないとする、いわゆる「一事不再理」というもの、
クリスティー原作の『検察側の証人』はそれを逆手にとっているミステリーでしたね。
日本にも同じ法律があるのですが、日本の場合、一審無罪になっても、
二審、最高裁と何度でも争えるというような<解釈>に変わっているようです。
ウィキペディアによると、GHQから一事不再理を明文化するように命じられたものの、
これって必要? と思ったかどうかは知りませんが、最初削除していたとのこと。
その後、再び迫られて入れたらしいです。
基本は、無実の人が冤罪で起訴されることが長引かないようにとする考えでしょう。
しかし、日本の検察は誤りが無いとの前提に立つと、検察と司法はお友達でして、
立法も行政もお役人天国と不甲斐ない政治家。権力者には、やりたい放題できる環境ですね。
となれば、
証拠不十分なだけで無実になることを食い止めたいとする意向の方が強くなるのではないかと思われます。
だから、上訴して有罪にしたい。
つまり、現実問題として逆転裁判はまずもって不可能な数字のようです……。
大概の場合、警察が正しいのですから問題はありませんが。
ひょっとして、万が一、間違いもあるかもしれないという謙虚な立場が、
何重ものチェック体制、お互いがお互いを牽制しあうシステムを作るのでしょう。
日本には、三権分立や、民主主義の理念が、根っから無いのではないかと不安になります。

誰もが、裁判所のお世話になるわけではありませからね、
知らないまんま死んでしまうことを願うのでございます。

大丈夫か、日本。
映画には、ブラボー!!




コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
『不都合な真実2:放置された地球』は、切迫した真実?今日は午後からAirbnbのいけばな体験!初ゲスト