DVD『わたしは、ダニエル・ブレイク』ドウダンツツジがほんのり黄色く

2017年10月30日

放送大学『世界の中の日本』良いよ

はい、こんばんは。          雪華ホーム

ハローウィン、オリエンタルホテル



高橋和夫教授による、講義がたいへん興味深いのでございます
通り一遍の知識ではなく、新しい世界に導いてくれます
論理的で、わかり易いので思わず納得してしまうのです。
NHKニュースの中東関連の解説者などに最近登場されていて、
受講している生徒だけではなく、既にお馴染みの方も多いかもしれませんね。
今回は北欧がテーマです。
私は放送大学のテレビ映像を録画して見ているのですが、
電波がときどき(なぜか)不調なときがあり、見られなかったりするときもあります。
教材は今やアマゾンから購入できそうですが、高いです(いやいや、内容からすれば高くない)。
それでも、ケチなのでまだ買ってはいません

今の放送はノルウェーに焦点が当たっております。
人口500万人だそうですよ。500万人!
私、子供がいないので、少子化と言われると少し体を小さくしないといけないような、
居心地の悪い気になります。
が、人口が少ない方がいいこともある。
大きな船だと、舵を切るのに相当の時間を要しますが、小さい船だと比較的容易です。
この例えのように、平和な状態では利点になることもあります。
ノルウェーは、第二次世界大戦中、ドイツに占領されています。小国はあっけなく、
大国に乗っ取られるという苦い体験もしています。
それを克服し、現在は、
原油が豊富にあり、国は富んでいて、福祉は行き届いているようです。
調停外交を盛んに行っているのは、各国からの信頼が厚いので頼まれるわけです。
NGOの参加も活発、国民は5〜6個の社会活動に属しているとか。
お金ではなく、行動で、世界の中の重要なポストを担っている。

いい国じゃないか! ノルウェーに移籍したい(選手?)。移住か。移民か。
そうではなく、日本も目指すべきは大国ではなく、豊かな小国という選択肢もあるのでは、
ないでしょうか? と思えてきました。
スコットランドやカタルーニャの独立運動も、ノルウェーの影響が大なのだそうですよ。

日本は、排他的経済水域も含めると、決して小さい国ではない。
これなども、目から鱗でございます。
小さい国ノルウェーは、一人当たり2千万円以上の国家財政がありつつ、
オリンピック開催の候補を熟慮の末棄権したそうです。
貧しい人々には救いの手は差し伸べるけれども、オリンピック委員の車代や滞在費などの
贅沢な出費にはNOをつきつけたらしい。……カッコイイ!こと。
翻って、わが国は多額の借金をかかえているにもかかわらず、どうなるんでしょうね。

教わることの多い講義でございます。
私の正しい記憶だったかどうかは、元の講義をぜひぜひご参照くださいまし。
楽しいです。今後も期待しています。




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