若草色5月なのに、初夏のようで

2017年05月29日

池坊展たくさんのご来場有難うございました

はい、こんばんは。          雪華ホーム

三越花展縮小版





『花の力』と題しました今年の池坊展でございました

今回はオープニングから度肝を抜かれていました。
三越花展オープニング


三越花展映画関係


取材陣とフラッシュのまあ、きらびやかなことと申しましたら……。
『花戦さ』公開記念と合わせました花展内容でもあり、
映画の出演者、お二人がおみえでした。
テープカットも、いつもの花展のオープニングよりも、長い長いテープが用意されましてね、
「はい!」で切られるのかと思いきや、
切る格好をしたまま、
カメラマンがずらりと並ぶ方向に数度となく笑顔を向け続けること数分間。
映画速報か芸能ニュースか、わかりませんが、この一瞬が放映されたのでしょう。
実際はこんなに長いものなのかと、初めて知りました。
これは、「芸能人の力」でございましたわねえ。

お友達もかけつけて下さったのですが、
どうやら、長蛇の列だったようです。
「ここにたどりつくまで、たいへんでした」と。
花展会場の熱気もいつものオープニング以上だったように感じました。

池坊555年の歴史は、いけばなの歴史そのものです。
花の型を現代人が作ったのではなくて、歴史の中で移り変わった花型を今に伝えています。
江戸期の花形であった大型の古典立花と称されるものが今回はたくさん展示されました。
そうそう、観られるものではない貴重な作品です。
その巨大さにも圧倒されると思いますが、
当時は池坊をはじめ、大名や僧侶がもっぱらの生け手ですので、広い座敷があってのことです。

三越花展大砂物立花


三越花展松真立花


三越花展砂物立花


こちら↓は生花です。専宗様。
三越花展専宗


上記のような第一会場の重厚さと打って変わって、
第二会場は明るく軽やかな雰囲気の会場でした。
私は一次に出瓶しましたので、次期家元の専好様と事務総長の雅史様の御巡視があり、
拙作を見て、こうおっしゃってくださいました。
専好様「こちらをご覧になられる方はきっと皆様笑顔になることでしょうね」
雅史様「ほんとだね。これが花の力そのものですよ」

舞い上がって、私が一番笑顔になりましたの
薔薇らしくない、薔薇だと思うのですが、
池坊では人気のコクテール(カクテル)という種類の薔薇をたくさん使いました。
そのもの自体が、とてもかわいらしいですよね。
花の力。「うふっ」技術の力無しでございます

それから、さらに嬉しいことに、
この「ブログを見ていますよ」と、手直し中に声をかけてくださった方がいました。
その方の作品です↓ リビングに置きたいおしゃれな小品自由花です。

三越花展、桜井さん


重厚なのも、軽やかなものも、いろんな美を堪能できました。
有難うございました。
見に来てくださった方、感謝感激でございました。有難うございます。


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