お雛様『完全犯罪に猫は何匹必要か?』

2015年02月20日

映画『ルーシー』かっこいい!

はい、こんにちは。          雪華ホーム

新浦安オリエンタルホテルロビ−




私、ルーシーという名前からは、チャーリー・ブラウン(スヌーピーの飼い主)の愉快な仲間の一人を思い出します。彼女は、シュローダーというピアニストにだけはメロメロですが、後は無敵。

この映画のルーシーも、途中から無敵になります。面白かった〜、広げまくった風呂敷をどう回収するのかと思っていましたが、短い映画時間の中で、ハラハラドキドキうまくまとめてあったなあと楽しめました。
このラストは、監督リュック・ベッソンさん流の「AKIRA」へのオマージュもあったかもしれないなと感じました。去年から今年の初めにかけてと、フランスからいろいろ受賞を受けているようですしね。

映画によると、人類の脳は通常10%しか機能していないそうです。
ルーシーは脳がどんどん覚醒していきます。
覚醒率20% 1時間で外国語をマスター
覚醒率30% 自分の細胞のコントロールが可能
覚醒率40% 空中を飛び交う電波等見えないものが見える
覚醒率50% 次第に人間性を失い、暴走していく……
超能力があると、暴走するのが普通でございます。アナ雪の雪の女王みたいに、きっとね。
すごい、と思いながら呆然とする私。ルーシーかっこいい。

覚醒率100%になると、「I'm Everywhere.」(私はどこにでもいる)という姿形の無い超越的な、知の体系のような存在になるというような意味に、私は受け取りました。
ルーシーさん一人が世界を作ったとは、もちろん思えませんが、
現実の私たちの知の世界も、長い年月をかけてたくさんの人々の英知を築き上げて成り立っているのでしょう。
生まれてくる人間がいくら天才であっても、それぞれが個々に一から作り上げることには限界があるので、
先人から学び、要は、いいとこどりをしながら、それを踏まえて、次の新しいものをその上に順番に築き、生み出せるのです。いつでも、意思さえあれば過去を紐解くことができるというのは、どこにでもいてくれるお陰ですよね。
逆に次世代に残し、引き継ぐことができるというメリットは、人間の最高の強みなんではないかしらんと思ったのです。他の生物でも無意識のうちに、DNAの中に絶えず新しい有用な情報が組み込まれているのかもしれませんが、人間は意識して残すことができる。
そんなご大層な知の話ではなくっても、死んだ親の言っていたことや考えがふっと思い出されて、行動を変えるというようなこともありますでしょう。形ではないものが、明らかに残っている証ですもの。

この映画の導入の10分ぐらいが、実に怖い怖い。
SFものではなくて、「しまった」これはバイオレンスもの? かと冷や汗がたらりと出ましたから。
この作品の本題とは関係ないのですけれどもね。
ちょっと酔った勢いで、ルーシーがちゃらいお兄さんと一夜を供にしたのでしょう。そのお兄さんから、「このカバンをあのビルに持っていって欲しいんだ」って頼まれます。
脳内を2%ほどしか使っていない私でも、これは何だかやばそう……って思いますわ。ルーシーももちろん断りますよ。「すぐそこなんだから、自分で行けば」みたいに。
その後、お兄さんが起こした行動に衝撃を受けましてね。ルーシーの腕と怪しいカバンを手錠でつないだんです。「これをはずす鍵は、届け先にある」なんてことを言います。意外にずる賢いんです、このちゃらそうな男が。
さすがのルーシーも運び屋にならざるを得ないじゃありませんか。滑り出し、快調。
もうひとつ、納得してしまったのが、利き酒ならぬ利き麻薬は使い捨てにする下っ端にさせるっていう部分です。名作『インファナル・アフェア』で、潜入捜査官が利き麻薬(そんな言葉はないだろうが)させられていましたが、右腕と思っている人物に、危険なことはさせないですよね、おかしくなったらボスが困りますから。
まあ見事な悪党の振る舞いに、「はーっ」と、感心しきりだった雪華でございますが、今からすぐに役立つ知識では全くありません。というより、悪用されませんように祈ります。
ベンソンさんの本領はこっちにあるかもしれません。

ネット上の評価はイマイチだけど、私はルーシーにブラボー!!

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