今日は、いけばな生徒さんの優秀作品!イチョウの落葉拾い

2014年10月28日

ディーン・クーンツの『オッド・トーマス』

はい、こんばんは。          雪華ホーム

深川界隈から、ちょっと頭を覗かせるスカイツリー↓
2014深川界隈からスカイツリー




『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主 』(2013)
ODD THOMAS

監督スティーヴン・ソマーズ

幽霊が見える青年オッドが謎の事件を解決していくというB級ホラーのようなストーリー。
ところが、ところが意外にも魅せる映画でございます。
あまり期待していなかったのが、儲けた! となる映画好き冥利に尽きる興奮を味わえました。

オッドはボダッハという近い将来に悲惨な死に方をする人に取り付く死神のようなものも見えるのです。
数が多ければ多いほど悲惨な事になるのだそうです。
この映像が不気味で個性的かもしれません。

主人公の異能ぶりをよく知っているガールフレンドと、警察のトップがついているので、
話はさくさく快調に進みます。
本当の謎は? と手に汗を握ります。
その一方で、
オッドの切ない青春物語であったのだなあという余韻に浸れる、ただものではない佳作。

ディーン・R・クーンツは、たいへんなベストセラー作家ですが、映画のような映像作品化には向いていないのかもしれません。ずっと、そう思っていました。
「闇へ降りゆく」が特に頭の中にこびりついてしまっていて、怖い物語なのですが。
これなども、新しく買った家に主人公だけが見える扉があるという恐怖、
その扉に続く階段が真っ暗な地下へと続き、どこまで続いているのやら計り知れない恐怖を描いた見事な短編です。
私など、引っ越す度に妙な物音などが気になったりしますから。
マンション特有の各戸を渡る水の流れ方であったりするのかもしれませんが、慣れるまでは異質なものに怖気づくことはしょっちゅうです。
現実に無い扉が見えた日には、発狂するでしょう。ね。
クーンツさんの心理描写や、情景描写が巧みなのであって、それを映像にしたとしても、どうでしょう? 地味?
スティーヴン・E・キングが、たくさん映画化ドラマ化されていて、成功しているのに比べ残念でもあります。

今回の『オッド・トーマス』は映像化してこそと思える出来栄えでした。
お店でコックとして仕事をしていると、ボダッハに大量に取り付く謎の男を発見。
その辺りから、もうそれ以上調べなくてもいいじゃない〜っとこちらが弱気になるところをどんどん入り込むんでいくところは圧巻でございますね。
虫が出てくる場面は要注意……

あと、驚きのラスト。
わかりきった結末ですのに、なぜか長いシーンだなあと思って見ていると、ははーん。
ちゃーんと訳がありましたのさ。
さすが。

日本でほとんど話題にならなかった映画ですが、よく出来たエンターテイメントでございましたよ
機会がありましたら、見てください。
ブラボー!! 

sekkadesu at 16:49│Comments(0)TrackBack(0) ★★★DVD・新作映画の感想 

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