『キャプテン・フィリップス』も凄いけど、トム・ハンクスも凄いスイカだ。

2014年07月15日

『ゲノムハザード』

はい、こんばんは。          雪華ホーム

今日はいい空でしたー。
近所、青空




『ゲノムハザード』実によくできたサスペンス・ミステリーでございました。
謎と謎と、巻き込まれ型の逃走アクションに、ドンデン返しつき。
スピーディな展開で、最高のエンターテイメントに仕上げましたね

この感動を伝えるためには、ネタバレになってしまいますので映画を観てからにしてくださいませ。
私の文章からでは……そうでもないかもしれませんが。いや、まずい。

映画冒頭にみるヘロヘロの主人公の姿を見せられます。なんだろう? これはとしばし見つめつつ本題に入っていくのですが、このシーンは5日後の姿だったと後でわかります。時間が上部に表示され、どんどんこの時に近づき、やがてゼロとなるという仕組みです。

主人公の石神が家に帰ると、妻の死体が横たわっている。その時妻本人からの電話がかかってくる……
このワクワクする滑り出し!!
ワケも分からず…今度は警察を騙る男たちがやって来て、
近くで殺人事件が起きたからと、強引に石神を連れて行こうとする。

さらに部屋の妻の死体が忽然と消えていた。

石神は偽の警察だと見破り、車から脱出
日本に来ていて近くを通りかかった記者のジウォンの車に乗り込み、助けを請うのだが…。


日韓合同映画で監督も韓国人、舞台も東京・ソウル。
副題の天才科学者がネタバレしてるという話がありますが、そんなことは小さいことですから。
なんと、主人公西島君が実は韓国人。私のネタばらしの方が罪が深いです。
驚いたのなんのって。
これ、ロシア人という設定には作りにくいですよ。「鏡を見てみろ!」っていう話ですから。
日本でも、韓国でも中国でも、もっとベトナムでもタイでインドネシアでもいけますよ。みんなそっくりですもの。
地理的に近かったり、似てるといがみ合ったりするのが困ったところ。

昨日の自分と、今日の自分が、同一人物であることを確信できるのは、
脳細胞が記憶を残してくれているからだそうで。
極端な話、鏡に映る自分の顔も、それが自分の顔であると言う「記憶」に支えられているからできるわけです。
よーく考えてみると怖い話です。記憶を失うことは自分を失うことですから。それが、冒頭のシーンです。

ストーリーは辻褄がちゃんと合っていて、上手く計算されています。
テレビをほとんど見ていないので、私は予告編を見ることはありませんし、事前の映画情報は集めません。感動が薄れるじゃないですか
でも、鑑賞後インターネット上の感想がいくつか、目に入ってきて不思議なことに、同じようなコメントがありますのね。なんだっけな、「ご都合主義」っていう言葉。うーん、苦労して作ってるのよ。作りモン。
これを発する人にろくなのはいません、今までの少ない経験から……
ケータイからの声と思われるくぐもった主人公の声が流れ「記憶がおかしくなってる……」の後に、もう記者のヒロイン登場。
これを、いちいち、「今、暇?」「うん、そうね」「じゃあ、来てくれないか」「わかったわ」登場! ってしないと、なぜ会ったかわからないのかしらん? って。
この後も、電話ボックスの前で、再会。っていうのも、電話したから連絡取れたわけでしょ? っていちいち説明が要ります? 
これだけスピーディなのって、最近の日本映画にない素晴らしさだと私はこんなことに感激してしまいました。でも、残念ながら『ゲノムハザード』は丸々「韓国映画」と言ってもいいですけど。

エンドロールで My name is NOBODY って主人公が語っているけど、これが韓国語での原題なのでしょうか。「無名人」っていうのも、何か変な訳だしね。
この邦題の(副題)説明は何とかならんかいなとは思いますよ。ゲノムハザードだけにします、私は。勝手にねえ。
わかりきった説明はいらないって、本編が教えてくれますから。ね。長々したタイトルはやめましょう〜♪ってお願いしたい今日この頃なのでございます。

しっかし、痛快。ブラボー!


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