そろそろ桜インド映画、久々に

2014年01月30日

DVD『王になった男』感動しました

はい、こんにちは。          雪華ホーム

もやった桜島






劇場で観た映画では「ゼロ・グラビフィ」がすごかったですね。
映像が、なんと言っていいのか、すごかった? です。
リアル!! と言っていいのか、本当のリアルは知らないのですが。
宇宙空間にいるようで息が苦しくなりましたもの、こっちまで。
サンドラ・ブロックさん、ほとんど一人芝居の大熱演でした。
孤独がひしひしと伝わりました。私だったら、発狂−−−そもそもそんなミッションに参加できないですが。
最後の最後に勇気をふりしぼり、彼女は生きようとするんですね。その姿に感動しました。


お正月中に見たDVDでは、こちらが一押しでした。
「仮面の男」ですとか、「影武者」ですとか、
権力者が入れ替わる話はよくありますね。
その種の中でも、これは私の映画史上トップに踊り出たくらい
去年放映された映画だそうですが、素晴らしかった。
イ・ビョンホンさまが、実在の朝鮮王とその影武者となった男を一人二役で演じておりまして
こんなにも演技が上手だったんだと、今さらながら知ったわけです。

目は口ほどにものを言うと申します。
が、彼は眠った表情のアップだけで(目は閉じてますね)、今どちらを演じているのか一目瞭然でして。
恐れ入りました。

ちょうどいい、とか、いい塩梅、ですとかね、これがたいへん難しいことですよ。
ユーモアが、下品にならないぎりぎりのところで、品格を保っていることや、
主義主張と、エンタメ性がほどよいバランスであることなど、
頭の切れる方が作ると、こうなるのですよというお手本のようでございました。

落としどころに興味がわきますでしょう?
どう転ぶのかなあ、というのがね、終盤の見せ場です。
元に戻るのか、なり切るのか……
楽しませてくれますし、感動させてくれますので、もちろん秘密秘密。

見て損はなし(太鼓判)。いいものは、いい。
日韓の近頃のぎくしゃくは、映画に持ち込むべからず、でございます


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