梅雨の晴れ間に、なにしようっか枝の間、葉の間に”風”を感じたら……日本人検定合格??

2013年06月17日

華麗なるギャツビー

はい、こんにちは。          雪華ホーム

城山観光ホテルから桜島1縮小版


城山観光ホテルでランチをしました。
ここから、桜島が絶景↑ 

城山観光ホテルから桜島縮小版



『華麗なるギャツビー』、原題『The Great Gatsby』

ずいぶんと前の過去記事には、ロバート・レッドフォード版でのいい加減な(いつもの)感想を書いており→こちら

今回のリメーク版は、レオ様。
内容は予想外に良かったのです。
それよりスーパースターの外見に注文をつけたい私なのでございます。
5年くらい前に撮るべきだったかと思ってしまいました。
いや、年齢のせいじゃない。シャールク様だってトム・クルーズさんだって、50歳前だというのにあの体型に、あのマスクでそもん。
プールで泳いでいるラストの悲劇的なシーンも、あの水着とあの体型では笑えてしまうーのは私だけではないはず。
船越英一郎さんに見えてしかたがないという感想を寄せていた方がネットにいらして、的を射ていると感心しきりだったのですから。
念願の再会シーンもふさわしいようには見えなかったです。コメディと本筋と悲劇性とのバランスがくずれているように思えてしかたがないのです。
レオ様はどの演技も上手ですのにね、ストーリーの流れがおかしいのでしょうか。

「ボリウッドの父」、アミターブ・バッチャン氏が出演していて、やはりと思いました。
キャツビーって誰? という興味の引っ張り方と、ド派手な登場シーンはシャールク様の『家族の四季』ばりでございましたから。パーティの演出、音楽とダンスシーン、ボリウッドの影響があるでしょう。
でも、全く違うのはその次の主役の決めのシーンが丸顔のにやけたレオ様のアップというところが問題かと。

すごく良かった点は二つ。

建物と内装のゴージャスさのわりに、あまり美しく見えないパーティの様子は、ひょっとしてこの方がリアルかもしれないと感じたところです。ギャツビーは悪ふざけの、大金を投じた遊びを豪邸で夜毎繰り広げながらも、ちょっと後ろから引いて興じている人々を観察しているんですね。自身は楽しんではいない。そんな雰囲気がよく出ていた気がします。
でも、『プライドと偏見』のような豪邸の見せ方、楽しいパーティの様子が私はお気に入りなんですが。それは、ありません。

ロバート・レッドフォード版での脚色では、ミステリー風味が加わっていてそこが私は好きでしたが、今回のはどんでん返しを狙ってはいません。悲劇性を前面に出そうとしたのでしょうか。
ただ、前回には「華麗なる」とつけた邦題がぴったりな気がしたものですが、ディカプリオ版では、グレートギャツビーの原題のままの方がしっくりといくということを教えてくれたことが大きかったです。
こんなに、浮かれた浅はかな金持ちの若者達(ロストジェネレーション世代)の中にあって、ギャツビーがグレートに見えましたもの。
嘘をついて、背伸びをして、必死でお金儲けをしているえせブルジョアなのに。
一途に女性を思うギャツビーを、語リ手のニックは賞賛したかったのだということを強調していました。
今作が、原作のイメージに近いのかもしれません。

悲しいラブストーリーを演じるために、レオ様やっぱり痩せないといけなかったと思うのですよ(また、話がもどってしまいすのよ、失礼)。顔だけでもほっそりとね。
もうこれ以上、世界中の女性に追いかけ回されるのがイヤになったのでしょうかね。


晴天のときの桜島撮影は初めてかも。
ただ、珍しく煙を吐いていないの。あちらがよければ、こちらがたたず。

城山観光ホテルランチの帰り、桜島縮小版



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