ミュージカル映画『レ・ミゼラブル』痛快フランスアニメと、ぶっとびコメディ韓国映画

2013年02月04日

「歌って踊る」ことの難しさ

はい、おはようございます。          雪華ホーム

osakaATC


インテックス大阪で毎年催されているフィッシングショーに行ってきました。
世の中に(大阪近郊に)釣りキチはこんなにも生息しているのかという、人人人
駐車場渋滞があんまりひどくて、一駅隣のATCに泊めました。↑はその写真。
ダーリンは嬉々として、自宅に帰ってからもたくさん集めたカタログと語らっておりましたわ

今日立春、伸びた日に驚かされますね。



ミュージカル映画の全盛期は、ハリウッド映画の1930年代から50年代を頂点にして、次第に廃れてきたというのが一般的な考え方でしょう。
前回書きました、「レ・ミゼラブル」も良かった作品ではありますが、本当のミュージカル好きには物足りなかったのではないかと思うのです。こちらの続き。

本来、ミュージカルというものは歌って踊るものなんですよ。

「レ・ミゼラブル」にダンスは皆無でしたね。
その意味もこめて、オペラ型という言葉を使いました。ポップなオペラ型でしょうが。

100年に一度のできではないかと噂される「オペラ座の怪人」の場合は、
それでも、かろうじて舞台がオペラ座でもありますから、バレエの踊り子の場面があったり
マスカレードの楽曲のときの仮面舞踏会の場面が唯一、群舞と言えるでしょうか。

「ロミオとジュリエット」のヒットにしても、ダンスシーンは出会いの舞踏会ぐらいですものね。
宝塚歌劇の場合も、ミュージカルの中に含まれているダンスシーンは減っているような気がします。その分ダンスだけを中心にした、後半の演目が別に用意されているわけですが。
私としては、歌とダンスを両方融合してもらいたいんですがね。

ただ、よくよく考えてみるとですね、
テクニックを労したダンスの最中に歌うのは不可能なんです。リズムをとるとか、ステップの少ない上半身の動きだけですとかね、そんなもんですよ、人間の「肺」に可能なことは。ましてや、いい歌を歌うためには。
「舞台」にあって、映画に無いものは生の臨場感ですね。
生に勝るものは無いでしょう。
とすれば、この歌って踊ることは「映画」のミュージカルにこそ可能な技なんです。
これをやすやすと手放していいものかと、私は力説するのであります。

後から歌や音を挿入して合体できますから。どうせ電気的に合体させるのなら、さほど上手くない本人の歌より、上手い他人の歌にするのは、とても合理的なことだと私は思うのです。
「レ・ミゼラブル」の、俳優さんたちは皆歌が上手でしたよ、確かに。でもだからこそ、臨場感があって良かったという、巷で渦巻いてる評には賛成できないもんを感じるのでございます。
そんなん、どっちでもいいんじゃないのかしらんって。もっと、歌が上手な方は五万といらっしゃるでしょうし。
インド映画も、ミュージカルなのに別人が歌っているのはおかしいと評する人もいるわけです。アニメが口をパクパクしているのを声優さんが実に巧みに吹き替えるのを平気で見ていられる人に、こういう批判をされると、笑いを禁じえない私です。たいがい、そういう人たちは、日本語に吹き替えられた海外の映画にも手厳しい、字幕で見るのが映画通というものだ、などと言われる。原語がわかるのであれば問題ないのですがね。

伝統っていうのは、ひょっとして本家ではなくて、
その思わぬ周辺に残っていくのではないかという仮説が私の中に勝手にありましてね。

うちの実家の斜め前が小さな公園です。年に一度盆踊り大会をやるわけです。当日のやかましいことと言ったら……それは、さておき。数週間前から、日曜日毎に和太鼓の練習もされるのです。そりゃあ、本番に向けて真面目な態度です。その練習のやかましいことと言ったら……これもさておき。それが、今ではね。どうやら録音されたテープかCDの装置に代ったんです。皆様の所が同じ状況かどうかは知りません。伝統の和太鼓に熱心に取り組んでいらっしゃる方々はたくさん存在するのかもしれません。ただ、減っていることは事実ですよね。ハワイにも、日系の方々が盆踊り大会を楽しんでいらっしゃるようなんです。和太鼓の教室が、日系の方々だけでなくて、かなり広い世代間で人気があると聞きます。ハワイに住んでいるダーリンの親戚の結婚式に出たことがあるんですが、披露宴でたくさんの子供達が和太鼓の見事な競演を見せてくれました。和太鼓は案外、日本ではなくハワイに残るんではないかと楽しみにもしているわけです。
ただ、淋しいことではありますよ。古い映画で恐縮ですが、三船版の「無法松の一生」が大好きでして。ご存知のように義理と人情の板ばさみで、うじうじしている男が主人公です(うじうじ…って?)。太鼓をたたく場面の男らしさマックスで聴衆に響きますものね。

本家から思わぬところに、伝播するという話でした。
ハリウッドのミュージカルの楽しさは、ひょっとしてインド映画によって継承され昇華されてるのではないかと思うのです。
ただ、そのインド映画にしても、世の中の欧米化に飲み込まれていく運命にあるのでしょう、
昨今のハリウッド化された、歌や踊りのないものが増えてきているようですよね。
誰か、この貴重な財産(?)を残してほしいものだと、
なぜに、私ごときが熱く語るのか意味不明ですがね、感じる今日この頃なのでございます。

「レ・ミゼラブル」は逆に言うと、ダンスが無くて歌だけだったので(まあ、半分は)、
ミュージカルに抵抗がある多くの現代の観衆に、受け入れられたのかもしれません。

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