宝塚歌劇『ロミオとジュリエット』観に行ってきたよ七夕の夜

2012年07月03日

『MAGADHEERA』

はい、こんにちは。          雪華ホーム

紫のねじねじ植物?



インドは広いですもんね
ごちゃごちゃにされていることが多いですが、北インドのヒンディ語映画がボリウッドと呼ばれているものです。
今回の映画『MAGADHEERA』は、
有名なラジニカーントさん (「ムトゥ 踊るマハラジャ」)と同様に、南インドのタミル語映画です。テルグ語映画というのもあるようです。インド映画の範疇ではありますが、これらはボリウッドではありません
スカッとする、古代と現代を行き来するタイムトラベルものです

このゴージャスさと、ぶっとんでる映像に惚れ惚れ→Dheera Dheera Dheera

ヒロインがかわいい→軽快な曲

だいぶ、編集されているけれどもこの方もお気に入りらしい(笑)シーン、
一番のハイライト場面は→こちら

言語が違うけれども、お互いにいい映画に刺激を受けて、別の言語の映画を取り入れたり、完全にリメークしたり、しているんだそうです。
詳しい方でないと、どっちが、元祖かわからなくなりますが。

偉大なアイデアが出ると、皆マネをしますよね。雨後のたけのこの如く、出てくるわけです。
それにリードされていいものが爆発的に登場するという良い側面もあります。
『タイタニック』の世界的大ヒットの後10年程は、どの国もラブストーリー製造に走ったと思うのです。
低迷するときはみんな一緒に沈没するような気がしてなりません。

ちょっと前、何冊も友人(うふっブログを読んでくれてるかな?)から文庫本を頂いてね、自分ではきっと買わない種類の本を読むことができました。新鮮な刺激でしたね。
そのうちの一冊が『砂漠』(伊坂幸太郎著)です。
昔読んだ『赤頭巾ちゃん気をつけて』を、ちょっと思い出しました。現代の青春小説なのかもしれませんね。
ユーモアたっぷりで何度噴出したかしれません。

ただね、魅力的な登場人物の西嶋くんのセリフにこんなようなの(だいたいよ)があります。もし、過去の時代に突然タイムスリップしたとしてたまたま、医者帰りでポケットに抗生物質を入れていたとするでしょ、そのときにあっちの世界で、高熱の人がばたばた倒れていたとしたらですよ、抗生物質をばんばんあげちゃえばいいんですよ。世界が変わるとか歴史なんて、糞食らえですよ、みたいなね。
私、これに大賛成なんですけどね、これってどこかで見たぞ……『仁』っていうドラマの肝の部分じゃないでしょうか? DVDで最初の方にこれが出てきて、感動したんです。後のストーリーは、よく見る歴史と重なってる部分がめんどうになって見るのをやめましたが。

この意味と、ちょっとニュアンスが違うとこもあるんですけどね。個人の自由と世界をごちゃ混ぜにしたいわけではなく。私が思うのには、物語なんですよ、そもそも。架空の設定がたぶんあまりにも素晴らしかったのでしょう、あまりにも世間に流布して、それが常識のようになってしまっていて、事実のように囚われてしまってるようにみえてね、不満だったんです、私の場合。それは、おかしいだろって。ほんまに過去に行ったことがあるのか?って。いろんなタイムスリップがあっていいんだと思うんです。オバケ観も同じです。UFO観も同じです。

『仁』というドラマは漫画が元でしょうから、もっと前から作られていたんでしょう。

それから、もうひとつ西嶋くんが友達を元気付けようとしてがんばったトリックがありました。ビルの窓を星座のようにつなげて文字を書くという趣向ですわ。
これって、『古畑任三郎』じゃないですか? ホテルの名前の頭文字「井」を記念日に点灯させるっていうのがありました。犯人がもしアリバイ通りにソノ時間に部屋の明かりをつけていたとしたら、なんと「丼どんぶり」になってましたよ……っていう落ちは、サイコーに笑えて、うまいなあって感心したもんですからよく覚えています。
あんまり、似すぎてない? いいのかしらんねえって思いました。

どっちが元祖なのか、よいアイデアはみんなのものになるのでしょうか? 
はたまた偶然なのでしょうか?

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