Senior Citizen DaySail Training Ship AKOGARE

2011年09月26日

Takarazuka Revue DVD 『Never say goodbye』

はい、おはようございます。          雪華ホーム

お彼岸、四天王寺





三連休が二回も続くという極楽生活をエンジョイされましたでしょうか?

私は、先日お彼岸ということもあり、四天王寺にお参りに行ってきました。
シンボルの五重の塔↑ですね。この形のおせんべいもおみやげに
天王寺さんという愛称で、耳に残っていたのですが、四天王寺さん?の聞き間違いだったのでしょうか。
カメがいっぱいいる池と、骨董市の露店がたくさん並んでいて楽しかったです。


ボリウッド映画はなかなか日本に定着しなくって、歯がゆい思いをしています。が、最近少し考えが変わってきました。猫も杓子もみんな飛びつく状態がほんとにいいのかどうかなと。全体的な底上げっていうのは不可能なんではないかと、近頃あきらめのようなものが巣くっている今日この頃なのでございます。文化的価値などは特にそうかもしれません。ある層に限定した方が、質も高められるのではないかと。

宝塚歌劇団という日本独特の演劇だと思いますが、そのDVDをブルーレイのプロジェクター画面で見ました。
熱演で汗が流れるのがくっきりと映し出されますのでね、びっくりですわ。それはさておき。

『Never say goodbye』は、衝撃的作品です。あとで『Me & My Girl』の感想も書きますが、同じレベルの高さ。
どんな舞台でも生を良しとしているわけで、あくまでもDVDなどはそこから派生した二次的なものと捉えているんだろうと思います。最近、バレエですとかオペレッタなどたびたびDVDで見る機会があり、それはそれで感動する場合もありますがね。

宝塚の場合もファンに向けてDVDが相当数発売されているようなんです。この値段が実に一本1万円前後。なかなかのお値段でございます。同じ宝塚ショップで中古DVDもありますが、6−7割程度の金額までしか下がりません。なかなか、お気軽に手にとることのできない価格ですし、もちろん一般のレンタルで消費されることなど全く拒否しているのです。
潔い判断は妥当かと思われましてね。ボリウッドも別にレンタルショップに置いて貰う必要もないかと思い直した次第です。

以前、宝塚大劇場で、たまたま鑑賞しました『スカーレット ピンパーネル』をいたく気に入りました。ブルーレイの3巻カップリング販売されていたのが、これらの『Never say goodbye』『Me & My Girl』『スカーレット ピンパーネル』だったのです。それぞれに元はブロードウェイやロンドンミュージカルで好評を博したもののようですが、全てこの脚本・演出が小池修一郎さんという方です。

なかなかね、三つボール投げて三つホームランをかっ飛ばすのは至難の業でございますでしょう。これが、スゴイ。小池様、神!かと皆さんも思いますわね。絶対……ふふ。この三作品をピックアップしたということがスゴイのか、他にももっとこれクラスの作品群があるのか、期待をさせるではありませんか

宝塚はもちろん女性ばかりが演じているわけですが、その内容に、男だからとか女だからということはあんまり問題ではないんですよね。しっかりと人間が描かれているのですから。私の好みですけどね、『戦争と平和』を超えたなと、そこまで言い切りましょう。出だしから、いつもの華やかな舞台とは裏腹に戦いの暗い場面が続きます。歌もそうですね。でも真実とは何だろうと求めるカメラマンのヒーローやラジオの語り手であるヒロインの行動には説得力がありました。男女の恋愛も、それぞれが正しいことを求めていてもその結果すれ違うこともありますね。何か全くの悪人が出てきてそいつが一方的に問題が起こすばかりではありませんもの。真っ当な人が普通に生きていく中で、ドラマは充分すぎるほど展開するものです。生きていくための葛藤を常にかかえているものなんだと思います。

『Never say goodbye』の舞台は残念ながら見ていませんが、DVD映像は胸の中にしっかりと残りました。

傑作!『スカーレット ピンパーネル』の以前の感想はこちらへ

11月に小池さん脚本・演出で「オーシャンズ11」の公演が宝塚大劇場で始まるんです。この映画自体は「あれ」みたいな感じだったのですが、ひょっとしてひょっとして彼の天才的演出で生まれ変わったりしているかも……と楽しみなんです。チケットとれるのかなあ


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