しんまい華道教授・雪華ちゃんの事件簿 その2しんまい華道教授・雪華ちゃんの事件簿 その3

2010年06月18日

アミタブ・パパの「BACHBAN」

はい、こんにちは。     雪華ホーム

庭のにちにち草



大阪は、あいにくの雨模様です。今週末は父の日であり、デパートの食品売り場にはそのプレゼントを買い求める人たちがけっこういました

ボリウッド映画では、アミタブさんをはじめ強い父親像を強調するものがたくさんあり、権威があっていいなあというのが感想でした。ただ、理想像でもあるのでしょう、現実はそんなには甘くないかも、と思わせるのが「BACHBAN」です。

40年連れ添った夫婦愛を綴りたかったのもあるでしょう。老人の孤独を描きたかったというのと、両方あったのでしょう。それでちょっとオーバーな設定になったのかもしれません。定年退職を迎えて、4人の息子たちがいるので、そのうちの誰かと同居したいなあと思っていたのだそうです。それで、息子たちを呼んで、相談してって言ったら、みんなのところを順番にまわってね、しかも、両親二人だとたいへんなので、お父さんとお母さん、別々に頼むわ・・・ってなことになってしまったんです。もともとは、そんなんだったら、両親は同居をあきらめるに違いないと子供たちは考えていたんですが、現実になってしまったのです。
すごいでしょう・・・住宅問題もあるでしょうがね、日本だったら特にね。

健康で、経済的にもまあまあであれば、同居したいとは思わないリタイヤー世代の方も多いでしょう。この映画の中での、ご夫婦はたいへん若くてきれいですし、今の60代70代は実際にもそうでしょう。

でも。いろいろ考えて遠慮して言い出せないこともあるでしょう。生活に直結しますもんね。どーしたもんでしょう。

このご夫婦は「蛍の墓」のお年寄りバージョンぐらいに、かわいそすぎます。身につまされてしまいます。
役に立つとか立たないとかで人を判断するのは失礼ですよね。今現在のことしか、思いが至らない。

日本はもともとは、老いることをそんなにマイナスだととらえる文化ではなかったと思うんですね。目上の人を敬うことや、枯れる独特の美学も存在しますし。いけばなの世界でしたら、私世代は若い方ですもん。もっと、上がいっぱいいるってことです。そして、年を重ねることが、良い例をたくさん目にしてきたんです。テレビに出てるような有名人ではないんだけれども、すっごいおばあちゃんやおじいちゃんは、いっぱい存在するんです。伝統文化に触れることは、そういう意味でも良かったと思います。なんか、花展会場に行ったらおばちゃんパワーで引いてしまう〜っていうようなことをよく耳にしますのね。若い世代の方たちが驚くのも無理はないのですが、そのことと、作品のセンスや若々しさや創意工夫とは関係が無いんです。よっぽどいって(?)しまってたら、また別の問題もあるでしょうがね。変な人もいい人もいる、それは、年齢とは関係がありませんし、いろんな人がいて、世の中ちょうどいいんですよ、きっと。ちょっと脱線しますが、普通の専門家が少なくなっていますでしょう。八百屋さんだったり、電気屋さんが、その道に詳しかったりするのが当たり前だったのが、今では、量販店の単なる売り子さんに代わってしまってたり機械が代わりに済ましてくれたり。年輪にものを言わせる機会がめっきり減ってしまったんじゃないのかと思うことがあります。若さ至上主義を作っていかない方が、全ての人のためでもあるんじゃないかと思いますわ。だって、誰だって年をとるんですもの。でも、近頃ではだいぶそのような考え方は薄れてますでしょう、なぜか。一般論としては、持ち合わせていても、現実問題は別のところにあったりもしますけれどもね。

映画の中では実の子供たちよりも、養子であるサルマン・カーンさんが、救世主として現れてめでたしめでたしとなります。この場面は救いですわ。育ての両親に対して、誠心誠意の愛情を注ぎます。彼の奥さんも同じ考えだし、同居を申し出るんです。

親の恩を感じていない、子はいないはずですもの。
求められたら、応じる度量は必要ですよね。いや、待て、できるかな・・・


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