池坊いけばな古典立花教室池坊京都家元での中研祭花展、ぜひ見に来てください

2010年02月10日

松のあまりもので自由花

はい、こんにちは。     雪華ホーム

10-2-10椿自由花縮小版

     アプローチ 松の花粉も 知らぬまま


今日の花材:松、椿、アスター、ドラセナ

↑の松の枝は間延びした葉のつきぐあいで、立花には使えないんです。自由花には、ゴージャスになりますでしょ。適材適所でね。


*****
古典立花教室の記事の続き〜です。
花材がそろわないので、あるもので二分の一のミニチュア版を昨日、生け直しました。もう、刺し口が無くなるようなドジは踏まないぞ!(長い串を用意しましたから・・・)。
真が中心に戻る除真でやりたかったんですが、適当な木が無く(花屋さんに注文しとかんとね)一の枝も絵図のようにつけてみたかったのですが。

古典立花ミニチュアサイズで練習一の枝


胴の部分が、私の場合太くなってしまいがちで次回はこれを重点課題とします(まあ、がんばれや)

古典立花教室一年生冬大住院胴部分あっぷ


写真ではわからないのと同様に古い絵図も、平面のものですからね。奥行きの出入りがすごいんです。そこが、魅力なんでしょうが、難しいところです。
横からの写真↓

古典立花教室一年生冬大住院左横元画像縮小版


大きいでしょう。トールサイズのキャラメルマキアートですから(宣伝してるわけちゃう、こっちの大きさじゃなく)立花の大きさが想像できると思います。

この一年の講義を反省しております。いろんな面で、なんか、おかしいかなと思いつつ、続行してしまうのがよくない。丁寧に、丁寧に。

注意力というもんが私には欠如しておりまして・・・前の記事の中には、きずなが、きづなになってるし・・・わざわざヒラガナにして間違いを強調してるし・・・落ち込む今日この頃でございます。

ブログだけでなくって、普段から「一人ボケ・ツッコミ」を実践するべきですね(人生がボケっぱなしやん)。


何年でいけばなをマスターできるのかを問われることが多いのです。何時間かというのまであります。返答に困ります。こうやって、いろいろ何の役にも立たないことで、楽しんだり落ち込んだり、できることってそう多くは無いと思うのです。実利の世の中で日々暮らしているわけですからね。何かの役に立ったり道具だったりではなくって、生きていく上で、ホントに深い感動を与えてくれるものが、文化なのかなあと思うのです。その目を養うためのルールを学ぶ必要はあるかと感じます。残念ながら、何もせずに、いきなり目の前にはないのですから。追求することには、終わりは無いかもしれません。って言うと、入門される前の方はイヤになったりしてね・・・どう?。

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