DVD「ペネロピ」観たよYES WE CAN キャン 缶に生けましょ

2009年01月20日

DVD「婚期」見たよ、誰も知らんかも・・・

はい、こんばんは。     雪華ホーム

映画記事の連ちゃん。
婚期 [DVD]
婚期 [DVD]水木洋子

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傑作ホームコメディ!・・・

1961年公開だそうです。50年程前〜。登場人物は船越英二・若尾文子・京マチコ・高峰三枝子・野添ひとみ・・・名前を聞いたことがあるような、無いような・・・そんなもんでしょ。私も、にわかに大映映画をはしごで見初めて、若尾さまの大ファンになりました。

かわいらしいお顔立ちに似ず、悪女役が多くてぞっとしたり、痛快だったり、する役が多いです。青春ものというか、ラブコメでは、「青空娘」とか「最高殊勲夫人」とかかなあ。

この「婚期」は、吉村公三郎監督で、脚本は水木洋子氏。若尾さま、「ブルーリボン賞主演女優賞」、そして、「キネマ旬報脚本賞」ですって。

この脚本、傑作ですもん。
前半、小姑三姉妹の嫁いびりという陰湿な話だけです。どうぞ、ここでくじけないでもらいたいのです。ひょっとして、小1時間ほどあるかもしれません。こたつを囲んで、家族会議をする場面、ここまで、どうぞお待ちください。呼吸困難になること必至ですから。笑いすぎて、涙もん。このテンポ。この会話。すごいよ、ブラボー!!。1時間も並んだら、どんなラーメンでもうまく(?)感じるかもしれないでしょ?って。いえ、いえ、ちゃんと、この前半戦に登場人物の設定や状況を飲み込むための装置があるのですから。

けーっして、身体的特徴を笑ってはならないのです。それは重々承知の上で、噴き出すのをコラエルことは何人にもできないことでしょう。

でも実は、それは表面的なことであって、婚期の女性のあせりや不安や期待や失望やらを笑ってるわけです。こちらは、たいへん重いです。そして現代でも状況はあまり変わっていないのだと思います。

あの、こたつでのシーンは、三谷監督の「やっぱり猫が好き」にヒントを与えたのではなかろうかと、勝手にガッテンしている私です。

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