北海道洞爺湖サミット会場にいけばな心頭滅却すれば・・・

2008年07月15日

命短し恋せよ乙女「生きる」

生きる<普及版>
生きる<普及版>志村喬;小田切みき;小堀誠;金子信雄;千秋実, 黒澤明

おすすめ平均
stars生きる、ということの意味。
stars現実の自分自身の生き方に関して
stars生きる
stars生きる勇気を与えてくれる。
stars白黒の世界で主人公が見上げる夕空の美しさ

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はい、こんばんは。     雪華ホーム

余命いくばくもないと知った主人公が、どうなるか・・・こうゆう話、山ほどありますわね。ちょっと、前半あきあきモードながら、やっぱり見せ場が・・・クロサワさま。・・・


♪いのち短かし恋せよ乙女 紅き唇あせぬ間に
 熱き血潮の冷えぬ間に 明日の月日はないものを

 いのち短かし恋せよ乙女 いざ手をとりて かの舟に
 いざ燃ゆる頬を君が頬に ここには誰も来ぬものを♪  

大正4年(1915)帝劇でツルゲーネフ 「その前夜」を初演。松井須磨子が歌った、そうです。

その劇中歌「ゴンドラの唄」(吉井勇作詞 中山晋平作曲)が人気を呼び、レコードになってこのメロディーが人々に親しまれた、とか。

とくにこの、黒澤明監督の「生きる」で志村喬がブランコに乗ってこの歌を歌うシーンがね、雪の中でね、微笑みながらね、ね・・・しみる〜のでございます。

白黒映像なのに夕焼けの場面がとっても美しく見えたり、ラストの幻想的なシーンもきれいですしね。

ユーモア感覚も好きです。私が勝手に解釈してるだけかもしれませんが。
主人公の志村さんは、こぼれそうなおおっきなお目目から涙がポロリポロリ・・・っていうところは、私、笑ってしまいました(泣くとこ!)。

ミツオ、ミツオ、ミツオ・・・(誰?)っていうのも、頭から離れなくなってしまいましたし。

極めつけは、志村さんのボソボソとした話方と煮え切らない態度の好演が、いいかげん、いらいらしてくる頃を見計らって、若い女子社員に「もうーポツリ、ポツリ、と雨だれみたい!」って言わせるところなんか、グッドタイミングです。

回想シーンで見せる後半が良かったなあ、工夫が感じられます。

皮肉なことに、死を意識して初めて生が見えてくるんでしょうか。そうゆう状況にでもならないと、なかなか真実が見えてこないのかもしれませんね。あと、思いましたのは、どうゆう死に方を選べるかは、どうゆう生き方を選んだかということです。コインの表裏みたいなものなのでしょうか。

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この記事へのコメント

1. Posted by hiromin   2008年07月16日 08:44
おはようございます^^♪
深いお話ですね。。
死を前にして、初めて生が見えてくる。。本当にそうかもしれませんね。
今生きてる一瞬を大切にしていきたいなって思いました。
2. Posted by 雪華   2008年07月18日 17:36
hirominさま、こんにちは。

のどもと過ぎると、忘れちゃうのよねー。
ほんとにね。
いつもそう思えれば素晴らしいです

いけばなも、儚い一瞬を楽しむ文化ですから、通じるものがありますでしょ。
3. Posted by ひとみ   2008年07月21日 00:59
雪華さん、こんにちは〜!
見たんですね。よかったですね、これ。
涙と笑いと、最高!
今のところ、黒澤作品では一番好きかな〜。
昨日「七人の侍」観ました。
面白かったです。音楽は覚えてたけど、ショックなことに、一つのシーンさえ覚えてなかったのです。昔観た時眠ってたのかしら???
4. Posted by 雪華   2008年07月22日 17:50
ひとみさま、こんにちは。

はい、やっと見ました。久しぶりに意見が一致しまして(笑)、うれしいです。

いやいや、ほんとにそうです。
全然、覚えていませんでしょう!。私もほっとんど、そうですもん。興味の対象が全く変わっていますしね、映画を通して、自分を再発見するのって楽しいものですねえ。年をとるのも悪くないなあと思う瞬間です。

ミフネさまに惚れる私になるとは、思いもしませんでした。

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