DVD「舞妓Haaaan!!!」観たよ。ユーミン大好き「春よ、来い」

2008年03月05日

立花を立てましょう

はい、おはようございます。     雪華ホーム

立花の花材はどうしても多くなりますが、
サンシュユ、アレカヤシ、コウヤマキ、アイリス、フリージア、ソリダコ、レモンリーフ、椿、オクロレウカ、しゃが。これで10種類です。


   「春よ、来い」♪ はまる季節だ 持ち歌だ(マイク〜)

サンシュユあっぷ↓


赤いフリージアあっぷ↓


椿あっぷ↓


・・・


今日のお稽古は、東海桜とアイリスの二種で、生花か自由花をしていただく予定でいます。桜がついに!登場ですよ。
ただ、お花屋さんからはとっても新鮮な枝を持ってきてくださるので、つぼみ状態です。お稽古では通常そのようなものです、あとあと長く楽しめるのでね。今日生けあげた花が、どんどん咲きほころんでくるのを毎日眺められるのは至福の時でしょ。

ただ、桜は満開を愛でる(梅は違うわね)のが通例ですから、写真には不向き・・・かなと。お稽古と人に見て頂くことを前提にするような花展のようなときとは、自ずと違うものになるのは仕方のないことです。私は、桜を用いたことはないんですが、花展用でしたら、暖房を効かせまくって開花を促すことになるでしょうね(笑)。そのうちに満開の桜をアップしましょう。

上の写真のような、立花は立てるのに3時間ぐらいはかかってしまいます。規則もいろいろあって難しいです。私も勉強中です。生花(しょうか)は「生ける」ですが、立花(りっか)は文字通り、「立てる」んです。花材も多いですね。

でも出来上がったときの、満足感っていうのか、花の圧倒的なパワーをもらえるところは、立花ならではです。お客様への最高のおもてなしとしても、お祝いの席にも、豪華だと思います。

いけばなの従来もたれているワビサビ感覚とはまた違いますでしょ?一輪一輪を大切にという基本姿勢は同じでしょうが、空間の広がりとか、構成する方法は全く違います。こちらの立花がいけばなの源流なんです。本格的な古典立花ですと、もっと大きな松などを使いますから、当時、男性のみが立てていたことが納得できます。電動ドリルとかのこぎり(電動のこ)とか使うのよ・・・大工さんみたいでしょ。生花のもっているワビサビ感覚は、時代をずいぶん下ってからできあがった考え方。また、生花は立花を省略したものとの説も。ピンセットで生けるような、小さいかわいい、ミニチュアいけばなもありますけれども、普通は枝もので手が真っ黒になることが多いです。力も無いよりあった方が良いです。それでも、一般の方々からは「お着物を着て生けられるんでしょ?」って、よく聞かれるんです、今でも。作業着にエプロンやん。ね。

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この記事へのコメント

1. Posted by mechi   2008年03月06日 21:01
10種類も入ってるんですね

私は 数多くの花材は生けたことないです
って・・・私が それだけの花材を生けると
雑になってしまいます^^;

赤いフリージアって綺麗ですね〜
黄色いのはよく見かけます

先日の大阪でのいけばな展
池坊さんも華やかでしたよ^^

いろんな流派の花展は楽しいです^^
2. Posted by millefleurs   2008年03月08日 10:50
雪華さま、おはようございます。

う〜ん、やはり立花はいいものですね。こうして拝見させていただくと、いつか私も!という気持ちが溢れて来ます。
そして雪華さまの解説が、授業で聞いたことをかみくだいて教えてくださっているところがあって、すごく理解が深まります。
雪華さまは私の影の師匠・・・いつもお勉強させていただいてありがとうございます。

↓指定花器の自由花も素敵。今月の研究会はこの指定花器を使うんです。こんなふうに素敵な花材ではないと思いますが・・・
今の時代にあった素敵な花器ですよね。
いまから楽しみ!
3. Posted by 雪華   2008年03月10日 20:55
mechiさま、こんばんは。

10種類になりますー、もう少し、身近に生けるならば数を減らす方がいいんですが、その方がかえって難しいのです。3箇所使いをして、減らさないとね。
立花独特の花材が入手しにくいのも、手を出しにくくしている点でしょう。
ですが、新風体がありますから。現代風にも。

いろいろな流派のいけばなで、研究されてるんですね。mechiさまのこれからのいけばなが引き出しの多いものになります、きっと。私も、がんばらねばね。
4. Posted by 雪華   2008年03月10日 21:04
millefleursさま、こんばんは。

すごーい、褒め言葉!驚いちゃう師匠には、とてもとても。
でも、ちょっとマフィアみたいね。影の〜。ありがとうございます。

指定花器を注文しないと。
池坊に入門されていなくって、楽しみだけでちょっと花を生けたいっていう方が、けっこうな数、全国で存在しているかと思うんです。これを機会に入門者が増えるかなあ。
池坊のいけばなは、立花・生花・自由花と種類が多いですから、見る分には楽しいでしょうけど、マスターするには、時間がかかりますわね。歴史も長いですから、やれるのは、ほんの一部分のことですし。

でも、奥が深いから飽きないのよね。それはどの流派もそうでしょうけど。

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