がんに関する主な情報源として「椿三十郎」オリジナルが強烈すぎて

2008年01月16日

水仙の立花

3fcf64a4.JPGはい、こんにちは。     雪華ホーム

水仙の立花のお稽古をしました。
水仙は、池坊にとっては「かきつばた」とともに重要な花ですので、一冬に最低でも一度は手にしないとね。



  うつむいて ただ芳しく 水仙花 

ちなみに去年の水仙のお稽古は、こちら

今週は(月に一度)、お稽古はお休みなんです。生の花はだいたい1週間程度で(夏場は、もっともちませんが)枯れて、次のお稽古の花へとちょうどバトンタッチできるぐらいに、まわっていきます。あるべき場所にあるべき花が無いと、寂しいもんなんです。いけばなのお稽古のときに本来は生徒さんがご自分で花材選びからできるのが最も好ましい方法なんでしょうが、花屋さんではないので、そうすることは難しくて、私が選んで、生徒さんたちは「あてがいぶち」で、お稽古するという方法になります。そういうところがほとんどだとは思います。しかしながら、花材選びがたぶん、一番難しくて悩むところですが、楽しい作業ですので、私自身が一番いいお勉強になってしまうのです(笑)。
そこで、本来の目的は、1ヶ月に一度くらいはご自分で花屋さんに出向いて、どんな花が並んでるのか、どんな花を選びたいのか、っていうのを実践するのに、自宅の花も無くなる頃でしょうし、いいんではないのかと思っています。

そして、私自身のお稽古のためにも必要なんです。私の師匠がよくおっしゃるんですが、自分が絶対とどまってはならない、前に進んでいなさいよって。未熟なんだからってこともありますが、止まったら、生徒さんたちにだって、追い抜かれちゃうわよってね。ま、そりゃあそうです、こちらも同じ速度で歩めば、スタート時点が早いわけですから距離はずっと変わらないで先を進むことができるというもんでしょう。

それにしても、それにしてもです。3年前のブログのいけばな写真を見てみるとひどいもんです。立花の留めの位置とか、おかしい。ブログが私にとっていいお勉強になります。恐ろしい!!!。この記事も3年後には見るに耐えられないものになるのか・・・わかっていない"今"が恐ろしい!!!。

がんばれ、自分自身のことだ

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この記事へのコメント

1. Posted by カリスマ庭師   2008年01月16日 20:50
こんにちは^^
ウワ・・・かっこいい!!
我が家の鉢植えのスイセンはやっと芽が出てきたところですけど・・・・
立水栓なら私も施工得意なんですけど〜^^
2. Posted by mechi   2008年01月16日 21:38
ほんと かっこいいです^^

小原流とは また違って水仙の扱い方
綺麗です

水仙って流派によって違うから
見てみたかったんですよ^^

私は生け花を始めて習った時から ずっと
お稽古での写真を撮ってるんです

始めた頃から順番に見ていると位置・花の向きなど
見てられないほどです^^;
私も何年か後 現在の写真を見たら・・・どう思うんだろ^^;
恐いような〜楽しみです
3. Posted by おとこのいけばな   2008年01月16日 22:54
こんばんは〜。
浮世絵展、色々始まるようですね。楽しみです。

さて、水仙。
この形状は確かに小原流にはないですね。カッコいいです。
僕も自分の過去の写真には、笑っちゃうことがあります。
おそらく多くの人が経験されているのでは?^^

それと・・・。
今日は伊賀焼の陶芸をやってきましたよ!
はっきり言ってお勧めです。
今は特別に穴窯用の陶芸をさせてくれるんです。
あとはいつの時期に行っているのか、詳細不明。
ぜひぜひダーリンと行ってみてはどうですか?
4. Posted by 風音   2008年01月17日 08:53
5 あけましておめでとうございます。(^^ゞ
遅すぎですよね。今年もよろしくお願いいたします。
水仙の登場ですか 我が家の庭に芽をのぞかせてくれていますが 咲くのは3月下旬ごろだと思います。ここへお邪魔に来て 早く咲いてくれないかしらと思ってしまいました。
今年もこちらで 目の保養をさせていただきます。
5. Posted by 雪華   2008年01月17日 15:53
カリスマ庭師さま、こんにちは。

ありがとうございます。
きゃはは、立水栓。お庭には必需品、欲しいわあ、まずは、庭!。
野生種は花が早いらしいですね。切花としては年末からありますし。お庭のは、もう少しあとですよね。
6. Posted by 雪華   2008年01月17日 16:01
mechiさま、こんにちは。

まあ、うれしいわあ。ありがと。
古典的には二代専好とか大住院ですとか水仙立花の絵図が残っていまして、かっこいい〜って、私も思います。それぞれ、別の良さがあって、すごいんです。今回でも現代の偉い教授陣の本を参考にするんですけど、とっても再現できませんね。

別の流派の方でも、かっこいいって同じように思ってもらえるってすごいです。
7. Posted by 雪華   2008年01月17日 16:10
rain147さま、こんにちは。

どうも、ありがとさん。
歌舞伎の見得を切るってとこあるでしょ?水仙の葉がそんな動きをしてるように見えるんです。それが、かっこいい。

浮世絵展、私もそのうち行きます。
伊賀焼きか、いいなあ。上手ですもんね、だからいいんだわ。
私は、大きい普通サイズの花器しか作りたいものがないんですけど、それは、難しすぎるらしくって。買った方が早そう!。
8. Posted by 雪華   2008年01月17日 16:15
風音さま、こんにちは。

あけましておめでとうございます。こちらこそ、今年もよろしくお願いします。

ごぶさたしてまーす。お元気みたいですね、良かったです。自然の草花の写真を楽しみにしてますよー。栽培したものとは全然違いますもん。

ここにきて、やっと通常モードになりました。お正月で、2キロ体重が増えました。さーこれからたいへんです。
9. Posted by ひとみ   2008年01月18日 01:18
☆雪華さん、こんにちは〜!
ほんとク〜ルないけ方ですね!
去年のよりかっこいいです。
感心しながら記事も読みました。そしたら、ちゃんと私、コメントしてました!でも、覚えてないの。やだ〜!あれ読んで雪華さんとリンクしたんだ!とわかり、1年過ぎたんですね。改めて、これからもよろしくお願い致します。

確かに、指揮者どころか、琴の楽譜はタイムが記されてない(ですよね?母の練習を見た時の曖昧な記憶)なくてよく合奏できると思う。でも、オーケストラは指揮者なしだと正確にやっててもだめです。弦と管の振動のせい?で指揮者の位置で音が同時に届きません。あ、管が呼吸する一瞬出遅れるのかな。だから、指揮者が指摘しないと・・・古い記事のコメントでごめん。
10. Posted by 雪華   2008年01月18日 11:49
ひとみさま、こんにちは。

クール!サイコーの褒め言葉ね。
ありがとうございます。
ほんとに一年があっというまですね。

ちなみに、去年のは生花で、今年のは立花で、全く違う花型のもんではあります。

オーケストラって、数がもっと多いですもんね。でも微妙な、ほんのコンマ数秒の違いが、影響するんでしょうねー。私の耳には、チンプンカンプンですけど、気持ちがいいわあとかいいかんじ〜程度の判断の人間でも楽しめるんですから、やっぱり音楽はすごい。
ひとみさまは、クラシックにお詳しいから、ぶろぐで楽しんでまーす。ありがと。
11. Posted by カエルさん1号   2008年01月19日 16:25
明けましておめでとうございます。挨拶遅れまして申し訳ありません。今年もよろしくお願いします。

水仙、見事ですねぇ。すばらしい。ぼくは水仙好きなんですがなかなかうまく生けることができません。花があっち向いたりこっち向いたり……。腕のいる花ですよね。
12. Posted by 雪華   2008年01月19日 19:02
カエルさん1号さま、こんばんは。

こちらこそ、すみません。あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします〜。

水仙は、枝物ほど扱い自体がたいへんではない分、きゃしゃなものですから、あんまり時間をかけてくたくたにさせてもいけないですもんね。でも、この水仙の立花に3時間ぐらいはかけてますから。びっくりしますでしょ。今もいい、香りに包まれています。
13. Posted by millefleurs   2008年01月22日 08:50
雪華さま、おはようございます。
朝から清々しい気持ちにさせていただきました。
水仙、私の中では椿とならんで東の横綱と西の横綱、という感じで
愛している花です。
私もこうして一人で水仙を立調できるようになるかしらん・・・・
お偉い先生の花形図を再現できるかしらん・・・
はぁ、まだまだ道ははるかです。
でも道が続いているって嬉しいですね。
14. Posted by 雪華   2008年01月22日 20:43
millefleursさま、こんばんは。

ありがとうございます。
ほんとに、水仙は清々しいという表現がぴったりですね。
millefleursさま、時間さえとれればすぐにできますから。はい。

椿三十郎を見て、そうだ、椿を生けようといつもの花屋さんで探したんですが、白のはばっちりでしたが、赤のが固いつぼみすぎて、希望のものに出会えませんでした。近所の普通の花屋さんには置いてないですしね。いけばなには、難しい環境がまだまだ続いていますでしょ。ましてや一般の方がすぐに、枝物やいけばなにぴったりの花材が手に入るようになってほしいもんです。

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