菊は、仏壇お葬式専門ちゃうちゃう。ちょっぴり秋色、恵那峡。

2007年10月05日

DVD「おばあちゃんの家」観たよ。

おばあちゃんの家
おばあちゃんの家イ・ジョンヒャン キム・ウルブン ユ・スンホ

おすすめ平均
stars涙腺が開きすぎる
stars幼く残酷な少年は私でした
starsおばあちゃんにありがとうを!
stars言葉でなく、なぜ伝わるか。
stars昭和40年代に生まれた方は、見ない方が良いです。

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はい、こんばんは

今週のいけばな、「菊」の節句はもちろん、敬老の日ですから(月遅れですけどお・ご勘弁)こうゆう映画がいいんじゃないかなあって。おばあちゃんと少年・・・ですよ、ハンカチ握り締めて、さあ、どっからでもかかってらっしゃい・・・って、みな予想するところでしょう。・・・

最近、ヨン様ばなれしてますから韓国映画は久々でした。あの、中国のチャン・イーモウ監督の初期の作品みたいなね、心のひだを丁寧にわざとらしくなく、背景には美しい田園風景が、っていうイ・ジョンヒャンっていう脚本も手掛けている女性監督の作品だそうです。だいたい結末は見えているはずですのに、号泣。ひたすら号泣(年のせいかなあ)。

これは、傑作!。

少年だけだそうです、俳優なのは。って言っても、幾つなんでしょう8歳前後?。あとは、全員、素人のフツーの方々とのこと。リアリティあるはずですわね。

この、アホガキ(お下品でございましたm●m)、もとい少年がやりたい放題でにくらしいことこの上ないんです。新幹線とか(飛行機だったら、もっと長いからイヤ)私は、まわりに、小さい子供がいないか、確かめますもん、うるさーいしー。でも、おばちゃんの団体は、もっとうるさいってこともありますから、あんまり言えませんね。

少年は、父親はいなくなってるし、母親は仕事を探さねばならなくって、田舎ぐらしのおばあちゃんち(相当のあばらやです!)にあずけられることになるというとても、かわいそうな境遇なんです。ですからっていっちゃあなんですが、性格も曲がってますし、都会っこですし、悪さばっかりしてますけど、決して謝るなんてことはしないのです、だいたい、悪いって思ってないですからね。

一方おばあちゃんは、口がきけなくって、耳が遠いんです。そしたら、筆談したら、どーよ、って突っ込む人のために、うまいぐあいに、行き先が書いてあるはずのバスに乗るのに苦労しているシーンで、ああ文字がわからないんだなあっていうこともわかります。それで、簡単なジェスチャーで要所要所表現するしかないんです。でも、村人たちは、親切でなんとなく心が通じあってたりなんかします。

ここ、このジェスチャーがポイントですから(笑)。まだ、見てない方はネタバレしてしまいますけど。

いきなり村に現れた少年は、老人はうっとおしいし、臭いし、汚らしくって、デーキライ!って思ってます。お母さんと一緒におばあちゃんちに連れてこられて、お母さんは仕事があるので、そそくさとソウルへ帰っていくんですね。おばあちゃんは、そりゃあ、孫を不憫に思うことでしょう。
バス亭で、娘を見送って、孫の手をつなごうとしますと、この孫は、やめてやめて!、離せ〜ってもんです。悪態もついてます、耳が遠くても、こうゆうのは、すべーて聞こえるんだそうですよ、はい。その時に一度めのこのジェスチャーです。胸に手をあてて円を描くような仕草。なんだろ?って思いました。

ニ度目が、孫は携帯式のテレビゲームばーっかし、日がな一日中やってますから、電池が無くなってしまいます。おばあちゃんに、お金ちょうだーい。お母さんが帰ってきたら、3倍にして返すから、このケチ。とかって、勢いあまって、突き倒すほどに迫ってくるんですね。そのときに、またおばあちゃんのあの、ジェスチャーでした。

三度めがね、おばあちゃんが作っているかぼちゃを売りに、孫と市場へ行きます。セールストークができないのに、売り込んでね、やっと、孫のために、くつと、ラーメン代になります。孫は、そこで会った村の友人二人と一緒に帰りたいがために(このとき、おばあちゃんは、用事があるからと、遠慮したんだと思います)先にバスで帰るんですね。少年は、先に帰ったものの、やっぱり暇だし、ちょっと心細くなってもきて、バス亭まで迎えにきます。バスは何台か着くんですけど、おばあちゃんは、現れない。ようやく、現れたときには、少しかわいい表情でしたけど、出てきた言葉は、「遅いなあ」ってね。おばあちゃんは、バスから降りてきたのではなかったんです。歩いて帰ってきました。その節約した、大切な大切なお金は、また、後ほどにね。そのときに、孫に表現したのも、このジェスチャー。3回ありました。

フライドチキンを食べたいという孫のために、作っているかぼちゃと引き換えに、遠くへ、生のにわとりを買出しに行くんですね。帰りは雨に降られてますから。やっぱりってかんじです。鳥をしめるための包丁を研ぐところから始めなくてはいけないんですから、たいへん。買って食べられるってことは、なんて楽ちん。フライドチキンっていうのがわからなくって、蒸し鳥にして孫に出すんですけど、ビービー泣いて怒るしい。ご飯を放り投げるしい。おばあちゃんは、そのご飯つぶを拾っては、食べます。このとき、咳を少しね。風邪もひくわ〜。

涙がダーダー。ダーダー。
このどーしよーもない、アホな子は、私自身のことだーって思いました。無償の愛は、当然のことだと思っていましたから。たぶん、そのとき、おばあちゃんが、あるいは、母が、父が、兄姉が、夫でも、同じですーどんな思いだったろうとか、考えもしない、愚かな自分自身のことが、いろいろ思い起こされていました(アホアホ、アタシや)。

さて、あの、ジェスチャーの意味は何だったでしょうか?もうおわかりですよね。ほんとはおばあちゃんが発する必要のない、言葉でした。少年が言わなくてはいけない言葉でした。

ラストシーンのおばあちゃんの大地にしっかりと根付いた生き方を象徴する、足取り、素敵です。腰が曲がって、今までどんな人生だったんだろうっていうような、感傷よりも、ずっと、リアルな頼りがいのある立派な女性だと思いました。容姿や教養やお金の尺度ではなくって、ああゆう風になれたらいいなと。

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この記事へのコメント

1. Posted by 風音   2007年10月06日 00:37
5 昭和40年代の人は見ない方が・・・私ちがいますから見られますね(笑)
でも きっと なかなか見られないことでしょう(>_<)
2. Posted by おとこのいけばな   2007年10月06日 08:31
だめだ・・・・。

うふふせんせの文章で泣いちゃった。
なんだかもう観たような気分。w
でも気になる映画ですね。気になる気になる。

ちょっと検索してみよっと。
3. Posted by おとこのいけばな   2007年10月06日 08:36
だめだった・・・・。

検索して色々な人の評価を見たら・・・。
たった数分で、また泣けてきた。だめだ。

アマゾンで購入しちゃいました。w
4. Posted by 雪華   2007年10月07日 23:20
風音さま、こんばんは。

それは、アマゾンの評価なんですけどね。小さい子でもわかる子はきっとわかるでしょうし。
相変わらず、お忙しいみたいですねー。
5. Posted by 雪華   2007年10月07日 23:28
rain147さま、こんばんは。

責任重大かも〜。ひょっとして、オフィリエイト(になってるはずなんですけど、手続きがイマイチよくわかりませんから、どーなってるのか)のお客様、第一号かもしれません。そのことは、うれしい!ありがとうございます。

けっこう、ネタバレしてしまってるかも。でもね、一番、泣けるところは書きたい気持ちを抑えましたつもりなんですけど・・・どーかなー、心配・・・レンタルでもいいかも〜。いやいや、もう購入済みですもんね、思い出のDVDになるといいです。なると、思います。お楽しみに〜。
6. Posted by ひとみ   2007年10月08日 22:01
雪華さん、おはようございま〜す。
私ももう見た気分になりました。
おばあさん、かわいそ〜!耐えるのみ。いや耐えてるってんじゃなくて、なんと言うんでしょう?私なら、このガキ〜、ってボカッ〜、ってやっちゃうかも。あれっ?雪華さんにボカッ〜!?
7. Posted by 雪華   2007年10月09日 20:11
ひとみさま、こんばんは。

いて、痛え〜(笑)。
私なんか、子供相手に真剣にケンカすると思いますけどね。
血縁関係のあるなしは関係ない問題として、自分のつらさやたいへんさより、相手のことを考えられる、強さを感じましたんです。すごいなって。

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