夏季研修でのかきつばた一式この秋色に感動しないのは、日本人じゃない(笑)

2007年08月28日

DVD「不都合な真実」観たよ。

不都合な真実 スペシャル・コレクターズ・エディション
ドキュメンタリー映画 アル・ゴア デイビス・グッゲンハイム
B000MQCT24

はい、こんにちは

研究発表っていうか、プレゼンっていうか、こういうの、アメリカでは小学生の頃からお勉強させられるみたいですよね。ディベートとかも。
口先だけで、うまく説得するっていうこと自体も必要な場合がありますし、加えて、決定的に、日本の社会と違うなあって思うところはね、TAKE ACTION 行動せよっていう精神かなあって。・・・



ゴアさんが、環境問題についてわかりやすく講義してくれる映画ですよね。見た方多いかなあ?事実のドキュメントと、その考察と仮説、問題提議、行動への誘いへと導いてくれます。説得力あるわあ。ほんまに〜?ほんまに〜?っていう具合に。ゴアさん、ハンサム(関係ない!)。

ただ、仮説だからね、そこはわっからんのでございますよ、私には。

100年もつと言われていた南極の棚氷が、たった35日間ですべて崩落してしまったという事実のショッキングなこと!。100年後に起こっても問題なんでしょうけど、スピードは、みなが思ってるより緊急なんだっていうことなんでしょう。

二酸化炭素の増加と気温の上昇は比例してるんだそうです。

でも、二酸化炭素の排出量は6種類の適切な政策をとれば、全世界の4分の1を排出しているアメリカでさえ、既存の技術で無理なく2050年までに1970年代の量以下に減らすことができ、それはほとんど、現在の半減値なんだとか。

もう、わかってるんです。すごいよー。あとは、TAKE ACTION あるのみ。もともと行動がたぶん直結している民族なんでしょう。ただ、いろんな利害があって。

ゴアさんは、政治家でもあるからなんでしょうけど、繰り返し述べてるのが、これは、地球の病気をなんとかしなくっちゃならないっていう、倫理の問題であって、政治の道具じゃあないって、断っています。

でも、日本人はこれを、そうかそうか、倫理の問題だって、そのまま受け取ってはいけない気がするんです。それでなくっても、なーんでも、ひとりひとりできること!道徳道徳!空気を読もう、おうちで、できることから、一歩づつ・・・っていう内省的な話になっちゃうでしょ。前にも書いたけど、それは決して必要じゃないって言ってるわけではないんですけど。そればっかりでいいのかなあって、思う今日この頃・・・なんでございますよ。

映画の最後に訴えてることも、たいへん政治的な行動を促してますもん。「電力会社に電話してグリーン電力について問い合わせしてみましょう、もし扱っていないなら、理由を聞きましょう」「気候問題に熱心に取り組む議員に投票しましょう、もし誰もいないなら自分で立候補しましょう」「地域で声をあげましょう」「新聞かラジオに投書しましょう」

環境問題の知識はありませんけど、この行動を起こすという精神は、すごく必要なことなんじゃないのかなあって思いました。これは、イジメ問題でも年金問題でも、たぶん、どの問題でも。人が起こした問題なら、人が解決できるんだって。

せっかく人がたくさんいるんですもん。バラバラに行動するだけじゃあなくってねって、わかってても、難しいのよね、これが。イギリスの小学校はこのDVDを教材にするらしいのでしょ?。日本で小学生が電力会社に電話するよ〜って言い始めたら、親はきっと、止める(笑)。先生も止めるかも(笑)。変われるんだろうか。

「祈りを信じる人は、人々が変われる強さを見つけられるよう祈りましょう」って。

ゴミの分別と、あと旧七夕会花展用に割り箸、集めてるよ。冷房温度はドライ設定で28度。それは、最近、暑がりで冷え性の合併症になってきたから・・・ふふ。ま、そんな程度さ(完璧に孤独じゃん)。

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この記事へのコメント

1. Posted by ひとみ   2007年08月29日 00:53
雪華さん、こんにちは。
これ、去年民主党のパーティで見ようとしたんですが、嵐でインタネット使えずどこで行き損なってしまいました。

>人が起こした問題なら、人が解決できるんだって。
ほんとにそうですよね。人が解決しなかったら、何が解決してくれるんでしょうね?あ、解決せず絶滅ですね。

個人的に建設的なことと破壊的なことをしてる人多いので難しいところですね。でも、これは皆の問題。もう遅いとは諦めず実行しなきゃだめですね。私って諦めやすいタイプ。
2. Posted by 雪華   2007年08月30日 21:28
ひとみさま、こんばんは。

民主党の支持でしょうか。それでしたら、よけいにこのDVDを見ると、あのとき一瞬だけ大統領になったゴアさんがほんとに勝利していたら、アメリカはだいぶ変わっていたんじゃないのかしらん・・・って、きっと思いますよ。見て見て。

ほんとに、アメリカって、建設的なことと破壊的なことの共存しているところっていうイメージ、します。
それでも、健全な民主主義が機能してるように見える善良そうな面もうかがえるんですよ、なんだかんだ言っても、私は、好きな国なんです。最初に訪問した外国でもありますしね。シアトルに住んでらっしゃると、どうでしょうか?また違う感じかなあ。

諦めやすいタイプですよ、私も。だから、自分い言い聞かせてる!。
3. Posted by ひとみ   2007年08月30日 23:21
雪華さん、おはよう。
そうですよ。民主党支持。共和党支持の人とまともに話なんかできそうもない。けど、そんな態度ではいけませんね。

ホントにあの人が大統領になるなんて信じられない。ゴアと知能指数、学力ほぼ全て(というのは言い過ぎか?!)において大人と子供の差だしね。

先日すごい差で負けてるのマリナーズの試合見てても、もう諦め。「あんたがマリナーズの選手でなくてよかったよ」って旦那に言われた。


ところで、一昨日、旦那の大好きないとこの胃に癌だらけって言うのがいとこの妹から連絡あった。すぐに電話すると、「家にいると考えすぎるから仕事に行ってる。明日からキモセラピィを開始する。数年前は前立腺の癌だったけど克服したし、今回も克服して新しい人生が始まるのだ」って言ってた。あまりに前向きで涙が出た。
4. Posted by 雪華   2007年08月31日 21:22
ひとみさま、こんばんは。

たくさんコメントをいただいていて、ありがとうございます。
ブッシュさんもなあ、いっぱい批判をあびつつ・・・。

その、キモセラピィっていうのは、どういうものなんでしょうか?前回のコメント蘭にもあって、お聞きしたかったんですが。

たいへんな状況ですね。
ほんとに、前向きな方です。支えてらっしゃるまわりの方々のご苦労も、想像を絶します。
ひとみさまもつらいね。無力ですみません。
5. Posted by ひとみ   2007年09月03日 04:07
ブは医療開発のことでもチョウ保守的でホントに自分さえよければ、って感じの人ですね。これを支持してる人もまだいるわけで。。。

キモセラピィってchemotherapy (化学治療) のこと。日本語だとケモセラピィって発音するのかな?

奥さんからのメールで、翌日病院に行ったら、胃だけじゃなくて、大腸、肝臓も癌細胞だらけなんだそうです。これ聞いたら本人だって相当ショックだと思う。一緒に住んでる人はホントにどうしていいか途方にくれるだろうなぁ。

6. Posted by 雪華   2007年09月03日 15:14
ひとみさま、こんにちは。

ブ!は、いかんなあ(笑)。

あーあー、単にバカでした。英語がわかりませんでした。ケミカルのキモ!。ありがとうございました。
この間、ハワイの親戚が「孫に、ロボットを見せによく、あのビルに行くんだよ」っていう話を、流暢な日本語で話してくれるんです。でも、そのロボットの発音が良すぎて、エッ?!って聴き返してしまいました。カタカナ英語はいかんですねー。

ご家族は、ほんとにたいへん。ご本人も案外、悟ってらっしゃるかもしれせんよね。アメリカでは、どの程度説明されるんでしょ?ご本人に。

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