過去の花展でのいけばな写真集。イメチェンで。

2007年01月31日

いけばなは、花材選びが重要よね。

1fef5171.jpgはい、こんにちは

今日の花材(左から)

こでまり(大ぶりのもの)、1本。
チューリップ、2本。
パキラの葉、1本。



思惑の もたせ具合も 肩遠く

チューリップ、パキラのあっぷ↓。


こでまり、あっぷ↓。


・・・


生花(しょうか)新風体にしました。

こでまりのダイナミックな枝の動きと、チューリップのキュートさは、よく合うと思います。が、意外性は、あんまりないかも。

生花は、生けることには、時間がかからないんです。花材の取り合わせの段階が一番、時間がかかって、うまくいけば楽しいでしょうし、うまくまとまらないと、苦しい時間になりまーす。それだからこそ、いいお勉強になりますよね。

自分で花を選ばないと。
花屋さんが用意してくれるところもあると聞きます。それって、エッ、お任せで、いいの?ってびっくりしますけど。
花を選ぶ段階で、たぶん、どんな花型にしようとか、どの花器にしようとか、決ってくるのだと思います。先に、花型や花器が決っていて、それから花材選びっていうこともよくあります。順番は、問題ではありません。

同じ、花材でも、自由花でしたら、全然違ういけばなになるでしょうし、立花でも、多少の幅はあるでしょう。生花でも新風体でしたら、いくらかは、選択の余地があるので、それぞれの人の個性が出るでしょうけど。
それでも、花材選びの重要性は、同じだと思います。

花材選びといえば、私の場合は、普通のお稽古では、1000円前後でまとめたいと思っていますので、また、別の意味でも、毎度格闘してます。今いくら???あと、いくら???こっちの方がいいけど、値段の問題で、あっちだわ・・・とかね。自分のお稽古だけだったらね、金額的にはそんなに厳密にしなくってもいいんでしょうけど。

花材選びで、欲しいものが置いてない場合もよくあります。
日本のあちこちでいけばな用の花を置いている花屋さんが少なくなっているのが残念です。
いけばな、いいよ〜。花そのものの存在だけではなくって、そのまわりの空気が変わりますから。ね。宣伝しとくわ(笑)。花屋さん自らも、いけばなを嗜んでほしいのよ、視点が変わりますでしょ。以前は、そうだったはず。まあ、いけばな人口が増えたらね・・・って言われそう・・・。ぐるぐる堂堂巡りみたいね。

いけばなの世界の敷居は高くないわよ。上の方を目指せば、高いのかもしれませんけど(私は、シラン)。それはどんな分野もでしょう?。ハサミと器を用意して、先生宅のドアをたたくだけです。道具だって、わからなければ、先生に頼めばいいのですし。

年齢は問わずです。入門したら、みんな仲間ですから。
来たれ!団塊世代!習い事をして、家族に喜ばれよう!。でも、これは、ホントに増えているらしいのです、よく聞きますから。またまた宣伝でした。あしからず

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この記事へのコメント

1. Posted by millefleurs   2007年02月03日 08:40
雪華さま、おはようございます。
ほんとに花材選びって難儀しますね。いろいろな意味で。
私も予算のしばりが一番大変です。
しかし、出稽古先の花材は、花屋さんのお任せで?????という取り合わせで届いたりします。
でも、あるものでなんとかする、という技術は磨かれますわ。(笑)
ふだんちゃんとした花材でしか生けた事のない私より、お弟子さんたちのほうが器用にいけばなに仕上げてくるのでお勉強になりますの。
でも、ちゃんと一種生けなんかも教えて差し上げたいなぁ、って思いますけれどね。
2. Posted by 雪華   2007年02月03日 10:48
millefleursさま、おはようございまーす。

ほんと、ほんと。お稽古してもらう側のときはね、もちろん先生にお任せですよ。でも、そうやって、お弟子さんの方が器用に花材合わせができるようになられているのは、すっごい。いいことです。ちゃんと、教えてらっしゃるからでしょう。
ずーっと、それに慣れてしまって、自分で揃えられなくなるケースも出てきますもん。

生花の場合は、花材の良さに直結してしまいますでしょう。難しいですね。一種生けは、品があっていいですよね。って、池坊関係者はそう、思っている・・・。他は、不明(笑)。自分の信じてるところをやるしかねえ。

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